ニュース詳細
統一教会の創設者が死去9月3日 8時56分
韓国だけでなく日本などでも信者を獲得し、合同結婚式や信者による悪質商法事件などが一時、社会問題となり、北朝鮮との深い関わりでも知られた「統一教会」の創設者、ムン・ソンミョン氏が、3日未明、死去しました。92歳でした。
統一教会の関係者によりますと、ムン・ソンミョン氏は、入院先のキョンギ道にある病院で、3日未明、死去したということです。
ムン氏は、現在の北朝鮮の生まれで、1954年に韓国で教団を創設し、日本やアメリカなどでも信者を獲得しました。
日本では、1980年代以降、信者らに不安をあおられ、印鑑などを高額で購入させられたという被害が相次ぎました。
また、ソウルで大規模な合同結婚式をたびたび行い、日本の芸能人も参加して話題になった一方、信者になった家族を肉親が取り戻そうとするケースも相次ぐなど、社会問題化しました。
ムン・ソンミョン氏は、1991年にキム・イルソン主席と会談したのをきっかけに北朝鮮との関わりを深め、「統一教会」の系列の自動車会社は、北朝鮮で乗用車やワゴン車を生産しています。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|