少しずつ書くつもりがモーレツに書きたくなりました。つたない文章ですがお読み下さい(^_^)v
昨年の東日本大震災で被災しました。
それはこの世の終わりとも想うほどの恐怖でした。私は自宅の二階に三女と実家の両親、95歳の祖母と避難しましたが、二階から見る光景は本当に凄まじいものでした。よその家が次々流れてきて、人も流れ、電信柱もドミノ倒しのように折れて…!怖くて、怖くて、震えていました。その日はとても寒く雪がちらついていました。私達は二階が大丈夫だったので誰一人濡れませんでした。だいぶ暗くなり、辺りも静まり返っていました。情報がないので今どうなっているのか全然わからず不安な夜を過ごしました。私の三女以外の子供達は時間的に学校にいるはずだったので大丈夫だとは想っていました。
それから私達家族は8日ぶりに全員の無事を確認しました。私の姉妹家族も全員無事だったので、ホッとしました。みんな実家の近くに住んでいたので、みんなで被災して大変な目にあいました。
私とすぐ下の妹家族は小学校の体育館で5ヶ月間の避難生活をする羽目になりました。避難した時はこんな長い間、体育館で生活するとは夢にも想いませんでした。
ただ、私の大切な人達の命が助かったので良かったです。私の自宅も全壊で車も何もかも無くしました。でも、所詮物は物です。テレビでお笑いを見るとそんなことを忘れて笑っていました。私にとって大切な人がいなくなるのがどんなに悲しいことかよくわかってたから。
そんなこんなで避難所生活をしているときに、取材に訪れた男性がいました。私はその時外出から戻り自分の場所というか陣地に来ると妹がその人に取材を受けていました。私はその男性に取っつきにくい感じがして端の方にちょこんと座って見ていました。その男性とほんの少しだけ会話しましたが、夕食のお弁当配りがありそこから離れました。私が配り終わり戻ると、その男性はもういませんでした。
実はその男性こそ彼でした。私と彼の運命の出会いでした。
また次に続きます。
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