彼との事、今の事、それに絶対忘れられない東日本大震災の事を並行して書いていきます。ごちゃごちゃになるかもしれませんがごめんなさい。
3・11の大震災の事を書きたいと思います。
震災の2日前に震度5の地震がありました。私は直感的に子供達に「これは余震だと思う。もう直ぐ本震がくると思うから、気をつけないとね。」
まさか、あんなに巨大な大地震と大津波が襲ってくるとは夢にもおもいませんでした。
震災当日の午前中、私は自宅より少し遠くの美容院に行っていました。お昼過ぎに帰宅して、クッキー作りをしました。その頃私はお菓子作りにはまっていて、毎日クッキーやチーズケーキを作るのが習慣になっていました。当時、中学2年の三女は午前中が卒業式で午後は自宅でパソコンをしていました。AKB48のファンで動画を夢中で見ていたのです。クッキーが焼き上がり天板の上であら熱をとる間、リビングで雑誌を読んでいました。そんな穏やかな日常にあの大地震は起こりました。初め、地震が来たっ!て思いましたが、その揺れがどんどん大きくなっていくのがわかり娘にパソコンを止めるように言いました。それでも止めようとしない娘の頭上には大きな壁掛け時計が飾ってありました。私はとっさの判断で娘を突き飛ばしました。その直後時計は思いっきり落下してパソコンに直撃しました。娘はそれを見て、その恐ろしさにパニックになりました。私はとにかく娘の上に覆い被さり地震が終わるのを待ちました。一度地震が止んで、二階の部屋を見に行こうとした時、再び大地震が襲ってきたのです。またリビングに戻りながら窓を開け、外に逃げれるようにしました。それからまた娘に覆い被さりました。本当に恐ろしく長い時間でした。
間もなく地震はおさまり家の中を見て回りました。幸い夫の仏壇が倒れただけで、他に被害といったらカップが2つほど割れている程度でした。少し片付ければ大丈夫と楽観していました。外の様子を見ましたが倒壊している家屋はありませんでした。私は少しホッとしました。他の子供達は学校にいたので大丈夫だろうと思ってました。地震が終わった直後次女と連絡がとれお互いの無事を確認しました。長女とは携帯が繋がらなくなったので確認がとれませんでした。息子は小6だったので小学校へ迎えに行こうとしましたが、駐車場が電動だったので電気が止まったことで開けることができませんでした。
続きます。
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