鶴丸高が「かるた甲子園」準優勝 団体で県勢初
(2012 09/01 09:30)
全国大会で準優勝した鶴丸高校百人一首部=8月31日、鹿児島市の同校
 大津市の近江神宮・近江勧学館であった第34回全国高校小倉百人一首かるた選手権大会の団体戦で、鹿児島市の鶴丸高校百人一首部が県勢初の準優勝に輝いた。“かるたの甲子園”と称される大会での快挙に、部員は「チームワークの良さが最大の勝因」と喜んでいる。
 団体戦は予選を勝ち抜いた38都府県の42校と中国・上海日本人学校の計43校が参加。各校5人ずつが対戦し、それぞれが自分の持ち札25枚を先に0にすれば勝ちになる。
 7月28日あった大会で、鶴丸は3回戦から準決勝までの3試合をすべて3対2の接戦を制して勝ち上がった。決勝では大会4連覇中の強豪・暁星高校(東京都)に0対5で敗れた。
 鶴丸の同大会最高成績は第6回(1984年)の3位。昨年は初戦敗退だった。主将を務めた3年の牧拓未君(18)によると、躍進の要因はチームワークの良さと、5人全勝にこだわらず3勝に徹する戦略。試合では声を出して士気を高めるとともに、相手選手の癖などを徹底的に分析して、試合ごとに戦いやすいオーダーを組むことで、柔軟な戦い方を工夫した。
 牧君は「1年間、団体戦に懸けてきた。個人の力不足を団結力で補えた」と振り返る。
 8人中5人が残る新チームの目標は10月にある九州大会での連覇。新部長になった2年の吉永彩夏さん(17)は「最終目標は全国制覇」と、先輩が成し遂げられなかった偉業達成を誓っていた。
 
373news_twitをフォローしましょう
ブックマークに追加する
 

フォトニュース

  • フォトニュース

  • フォトニュース

  • フォトニュース

  • フォトニュース

  • フォトニュース

  • フォトニュース

  • フォトニュース

  • フォトニュース

 

PR特集

奄美なひととき

奄美に心奪われた執筆陣が、奄美群島の魅力を紹介するコラム。「奄美なひととき」を収めた壁紙もプレゼント!

コンテンツランキング

ニュースランキング

創発塾2012
第2回地域再生大賞
お取り寄せ、贈答なら 47CLUB(よんななクラブ)

373news.comに掲載しているコンテンツの著作権は、南日本新聞社または各情報提供者にあります。2次利用の可否は読者室までお問い合わせください。
Copyright Minami-Nippon Shimbun. All rights reserved.