須坂から今年4月1日限りで廃止される長野電鉄屋代線に乗車してみました。
こちらも廃止される十和田観光電鉄と似たように長野県と沿線3市(長野市、須坂市、千曲市)と長野電鉄、関係者による長野電鉄活性化協議会が設立され、屋代線の活性化に向けた割引乗車券や企画乗車券の発売、イベント列車の運行、パーク&ライド実験、地域ボランティア活動、イベントの実施など、さまざまな実証実験を通した活性化策を実施してきましたが、いずれも屋代線の利用者増に結びつく有効なものにならず、平成23年2月の「第12回長野電鉄活性化協議会」で「バス代替による地域の交通手段を確保する」との方向性が決議され、屋代線の廃止が決定されました。
十和田観光電鉄の廃止決定に至る経緯に比べると、長野電鉄屋代線では時間とお金をかけ、さらに沿線住民、利用者を巻き込んでさまざまな取り組みが実施されていたようです。
廃止を結論付けた協議会も昨年2月ということですので、廃止まで1年2ヶ月の年月をかけているのに対して、十鉄が1年も経たない(時間をかけられない理由がありましたので仕方ないですが)うちに決まったのと対照的な感じがしました。
屋代線で使用されている車両は元営団日比谷線の3000系車両である3500系でした。
長野電鉄導入に合わせて貼られていたNAGADENと赤い線が剥がされており、日比谷線を走っていた当時を思い出させるスタイルになっていました。
屋代線乗車前にある人からお聞きしていた話は「屋代線の駅は凄すぎるから、乗車したらきっと驚きますよ」ということでした。
実は長野電鉄長野線や木島線、山の内線には何回も乗車したことがありましたが、屋代線だけは今回が初めての乗車でした。
おそらく今回が最初で最後に乗車する機会になるであろうと思いましたので、沿線の車窓をしっかりと目に焼き付けておこうと思いました。
信濃川田駅の駅舎を見て、ある人が言っていたことの意味がよく分かりました。
確かにこの木造駅舎は凄すぎます!
というか、降りて駅の入口を見てみたい!という気持ちになりました。
しかし、この後の予定があったことから今回は乗車することに専念し、途中駅での下車は諦めました。
屋代線の松代駅は交換が可能な駅になっていました。
こちらも凄い駅舎な感じがしました。
降りることができないのは残念です。
3500系の車内は営団日比谷線の時代と変わらないシートモケットでした。
いや〜懐かしい!
屋代線の沿線は田園風景が広がる景色が多かったです。
岩野駅も趣のある駅舎っぽい感じでした。
今回駅舎を見逃してしまいましたが、東屋代駅は元民家兼駅舎だったそうで、駅舎に住む?委託駅員さんがいらしたそうです。
それもまた凄いですね。
約37分ほどの列車の旅を終えて、乗車した列車は屋代駅に到着となりました。
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昭和56年4月に三鷹駅で発行された、新宿往復お徳用乗車券です。
東京印刷場調製の青色国鉄地紋のD型券で、特殊な往復乗車券のため、有効期間は1日(発売当日限り)となっており、途中下車はできません。
右側が往路用・左側が復路用となっており、区間の表示は矢印式となっています。そして、各片共に発駅は明朝体・着駅はゴシック体の活字が使用されています。
確か、中央線の三鷹以西の国電区間各駅で発売されており、そこそこ需要があった記憶があります。同線に並行して走る京王帝都電鉄に対抗して誕生した割引乗車券でしたがいつの間にか廃止されており、現在はこれに似た割引乗車券はありません。
深川駅で発行された、白石・札幌・手稲間ゆきの身障者割引用の常備片道乗車券です。
札幌印刷場調製のこくてつ青色地紋A型券で、一般式となっております。
通常の一般式券に、「身」の赤影文字が入っており、小児用として発売することもあることから、小児断片のある大人・小児用となっています。そして、小児断片にも「身」の赤影文字が入っております。
私は手帳所持者ではありませんので残念ながらこの乗車券を購入することができませんが、手帳を持った知り合いに「北海道みやげ」として購入してもらいました。
裏面です。
学割の専用券のように証明書番号を記入する欄が設けてあり、こちらの場合は「身証第号」と書かれています。
身障者用券は利用者が小学生であれば小児用として発売することもあるため、影文字がありながら小児断片もついているという点でかなり特殊な券です。
全国各地の駅でも、身障者用の常備券を設備していた駅はそれほど多くなく、私鉄では富山地方鉄道の電鉄富山駅に設備例がありますが、国鉄での例は殆どなかったと思われます。
深川駅では、札幌への需要がそこそこあったために、敢えて設備されていたものと思われます。
見本券ですが、船橋法典駅での臨発用硬券乗車券です。
東京印刷場調製の国鉄地紋桃色B型券で、大人・小児用の金額式券となっています。
同駅は直営駅ですので、発行箇所名のヘッドに「〇委」等の記号表示がありませんが、「円区間」の右上に「〇ム」の表示があります。
「〇ム」表示は本来は無人駅という意味から出てきたから「無人駅のム」ということを聞きますが、実際には乗越精算を行う際に打ち切り計算ではなく、差額精算をする関係上で使われているようです。臨発窓口ですから発売口座数に制約があるため、付けられていたかもしれません。
違っているかも知れませんが、武蔵野線の一部の駅では、〇ム表示の券を発売していた駅があったような記憶もあります。
尤も、原券100km以下ですので乗越精算をしても差額精算となるわけですが、各種割引乗車券への乗車変更など、取扱い方法が違う場合があるためのものでしょう。
中距離用には地図式券も存在しておりました。
こちらにも〇ム表示があり、地図式券の中でも特異な存在です。〇ム表示の地図式券の例は他にもありましたが、あまり多くなかったような気がしますし、直営駅のものとなるとかなり少数派と思われます。
昭和59年7月に新宿駅で発行された、西荻窪・吉祥寺ゆきの片道乗車券です。
東京印刷場調製の桃色B型券です。
新宿から中央線高尾方面ゆきは京王帝都電鉄との競合区間となっており、区間によっては通常の運賃より割り引かれた特定運賃が適用されているため、硬券での発売の際には金額式ではなく、矢印式が設備されていました。
同区間の営業キロは12.2kmで、現在は電車特定区間の普通運賃が適用されて210円となっており、明大前駅での京王線から井の頭線への乗換が生じることで利便性があまり良くないことから競合区間という位置づけにもなっていのか、特定区間からは除外されています。
特定区間は他にもいくつかありますが、東京近郊区間では硬券で近距離乗車券を発売している駅が限られているため、すべての区間に設備されているわけではありませんでした。
鎌倉駅発行の横浜ゆき乗車券です。この区間は現在でも特定運賃が設定されています。
同区間の営業キロは22.2kmで現在の運賃は330円ですが、競合する京浜急行電鉄の運賃に対抗するため、電車特定区間の普通運賃の380円を適用せず、50円の割引となっています。
横浜駅発行の大森・品川間ゆき乗車券です。
横浜〜品川間の営業キロは22.0kmで現在の運賃は280円ですが、競合する京浜急行電鉄の運賃に対抗するため、電車特定区間の普通運賃の380円を適用せず、100円の割引となっています。
横浜〜大森間の営業キロは17.4kmで現在の運賃は品川と同額の280円ですが、電車特定区間の普通運賃を適用すると290円となりますので、10円ですが割り引かれています。
同区間の京浜急行電鉄の運賃は横浜〜品川間が290円と10円高く、横浜〜大森(大森海岸)間が270円となっており、京浜急行の方が10円安くなります。
横浜駅では硬券による近距離乗車券の発売は京浜急行が管理している乗換精算口のみとなっており、皮肉にも、京浜急行は自社への対抗措置が採られた運賃の国鉄乗車券を発売しているという結果になっています。
ICカード乗車券は本当にもったいないと思うと森永卓郎氏語る2012年1月5日NEWSポストセブン
http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_78320
経済評論家の森永卓郎氏は来る平成不況、ハイパーデフレに備え、「ハイパー節約」に励んでいる。森永氏がサラリーマンに節約を推奨する。ここでは、電車に乗るにあたって便利な「ICカード」についてだ。
普段の移動では主にJRや地下鉄などを利用するが、多くの人々がSuicaなどのICカード乗車券で改札を通っているのを見ると、本当にもったいないと思う。関東圏のICカード乗車券の場合、自動チャージの利用でクレジットカードのポイントが貯まるぐらいで、ほとんど特典がないのだ。
これが回数券であれば、JRの場合、10枚分の料金で11枚のキップが購入できる。東京メトロも10枚分の料金で11枚買えるのは同じだが、平日の10 時〜16時と、土・日・祝日、年末年始の終日に利用日が限定される「時差回数乗車券」なら12枚、さらに土・日・祝日と年末年始だけ使える「土・休日割引回数乗車券」なら14枚も買える。
このような回数券は東急や東武、西武、阪急など主な私鉄で扱っており、土日に漫然とICカード乗車券を利用していると、実は大損するのである。
乗車券や定期券購入にも裏技がある。郊外から都市部に通勤していて、JRと私鉄で競合している区間を利用している場合、全区間の定期を購入するのではなく、区間を分割して購入すると料金が安くなるケースがある。一手間かけることで、定期なら数千円も浮かすことができる。
面倒くさい話だと思うかもしれないが、節約というのは積み重ねだ。節約の姿勢を保つことで、いつのまにか他の無駄も排除され、細かく浮かしたお金が積もり積もって大きなお金に成長するのだ。
実はこれ。私も全く同じことを感じていました…(苦笑
まあ、首都圏や近畿圏など電車の乗り換えが多いような地域なら、数十円単位の料金の節約よりも、SuicaなどのICカード乗車券ですいすい乗り換えられる利便性の方が(営業など頻繁に公共交通網を利用する方ならば)大きいのかもしれませんが、新規にICカードを導入する場合は、定期券は従来の紙ベースの時と料金が変わらないまま移行するケースが大半。
よくよく制度を調べてみると、個々の鉄道では朝夕のラッシュ以外の時間帯の利用を促す目的で時差回数乗車券(通常午前10時〜午後4時位まで利用可能)や土・休日割引回数乗車券といったお得な回数券(最近は文字通りの切符形式だけでなく回数カードのようなカード形式のものもあります)が発売されているケースが多いだけに、(通勤で)常時鉄道を利用する方は別にしても、単に沿線に住んでいるだけといった方の場合は、利用目的に合わせて賢く節約して欲しいと思いますね。
国鉄発足前の運輸省時代の昭和23年8月に中央本線西荻窪駅で発行された、平泉ゆきの補充片道乗車券です。桃色GJRてつだうしゃう地紋のB型硬券が原型と思われ、右側の一部が報告片として切り取られたものです。真ん中に「二割」...もっと見る
発売場所地下鉄の駅改札窓口/市バス車内/駅長室/マナカ対応券売機/ドニチエコきっぷ専用発売機(名古屋・金山・藤が丘・野並・赤池)/市バス営業所/交通局サービスセンター(定期券うりば)/乗車券委託販売所(一部)...もっと見る
一昨年4月にスタートした「まめバス」は、同8月から有料化を開始したところ、路線によっては最大で78%も乗車人数が低下した。市は、片道200円の料金を往復で300円にする割引制度を導入。北部を走る常盤線で、発着をJR栗東駅から草津駅に変更するなど路線の変更や、学区や地区ごとにバスの意義を説明する...もっと見る