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谷垣総裁 再選に意欲、古賀氏に協力要請へ

 自民党の谷垣禎一総裁は2日、NHKの討論番組で、26日投開票の総裁選への対応に関し「民主、自民、公明の3党合意を軌道に乗せる責任がある。逃げるわけにはいかない」と述べ、再選に重ねて意欲を示した。出馬への協力を要請するため、出身派閥である古賀派の古賀誠会長と近く会う考えも示した。

 出馬の可否を判断する時期については「8日まで今国会会期がある」として、会期末前後に結論を出す意向を明らかにした。

 野田佳彦首相との党首会談に関しては、衆院小選挙区の「1票の格差」問題を会期内に処理する可能性に触れた上で「懸案をどう解決するか真剣な提案があれば、受ける余地がある」と強調。ただ「政治生命を懸けた提案でなければならない」とも述べ、会期末までの衆院解散か解散時期の確約をあらためて求めた。

 谷垣氏に対しては党内で、今国会会期中の解散に追い込めないとして出馬辞退を求める声が強まっていることから、首相から解散への言質を取ることで事態打開を図る狙いがあるとみられる。

 これに関し、森喜朗元首相はテレビ朝日の番組で「谷垣氏は大変苦労をしたので、そのまま再選させたいと思ったが、その気持ちはがらっと変わった」と不支持を表明。3党合意を批判した首相問責決議への賛成や、「解散ありき」の国会運営を理由に挙げた。

 一方、自民党の石破茂前政調会長は2日のフジテレビの番組で総裁選に立候補する意向を重ねて表明。次期衆院選後の政権の枠組みに関しては、民主党と大阪維新の会のいずれも排除せず政策を軸に連携を目指すべきだとの考えを示した。

[ 2012年9月2日 10:57 ]

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