• トピックス
• スポーツ
• プロレス
• エンタメ
• ノンセクション
• レース

• プロレス
• 女子プロレス

　新日本プロレスの“レインメーカー”オカダ・カズチカ（２４）が、永田裕志（４４）に２０周年記念大会（９月９日、千葉・東金アリーナ）での引退試合を勧告した。同大会でオカダは中邑真輔、高橋裕二郎と組み永田、秋山準、望月成晃のアンチエイジングトリオと激突する。ＩＷＧＰヘビー級王座奪取にＧ１制覇と破竹の快進撃を続けるオカダだが、意外にも１月の凱旋帰国から永田とはほとんど対戦していない。その理由をオカダは「だって僕と戦ったら、永田さんは二度と第一線に戻れないことが分かってしまう」と哀れみの表情で明かした。

　実は永田には２００８年４月から米国遠征前の１０年１月まで、付け人として師事していた。「永田さんから学んだこと？　特にありません」と無礼千万なレインメーカーながら、今まで引導を渡さなかったことが唯一の“情け”だったという。

　だがこうして節目の大会での相手に選ばれたのも何かの運命だ。オカダは「２０周年の節目で地元。相手が僕。退いてもらうのにはいい舞台なのかもしれないですね。これからはプロモーターとして第２の人生をまっとうしてください」と豪語。必殺のレインメーカー（変型首折り弾）で文字通りの“クビ切り”を実行し、引退勧告を突きつけるという。

「永田さんもそういう役目を期待してカードを組んだんだと思う。せめて最後に、東金に退職金の雨を降らせますよ」。はなむけの一撃で、かつての師に花道を用意する。