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虎OB・掛布氏、大放談!金本引退勧告するわ

サンケイスポーツ 9月1日(土)7時51分配信

虎OB・掛布氏、大放談!金本引退勧告するわ
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トークイベントで刺激的な阪神再建論を明かした掛布氏(撮影・山下香)(写真:サンケイスポーツ)

 ミスタータイガースの提言を聞け!! 阪神OBの掛布雅之氏(57)が31日、大阪市内でのトークイベントで和田阪神を切り刻んだ。金本知憲外野手(44)には引退を勧め、和田豊監督(49)のさい配をバッサリ。阪神の監督就任にも「要請があれば」と意欲を見せた。

 長年4番を張ったミスタータイガースが、熱弁をふるった。元毎日放送アナウンサー、角淳一氏とのトークイベントに出席した掛布氏がファンの前で、和田阪神の病巣に切り込んだ。

 8月26日の広島戦(マツダ)で北別府氏と始球式で対決した際、和田監督と話し込んだ。

 掛布氏 「ベンチに入ったら、ちょうど和田監督がいて、5分くらい話した。悩んでましたね〜彼。阪神のいわゆる、1億円以上もらっていると言われるレギュラークラスのバッターと言いますと、代表は金本ですね。で、鳥谷。新井、マートン、ブラゼル。この5人です。この5人がまったく働いてないんです。巨人は、坂本、阿部、村田、長野、それとまた若い選手。そのお金をもらってる選手が働かなければ打線組めない」

 結果を出さない高給取りをバッサリ。

 掛布氏 「阪神の選手が打率がみんな2割5分ぐらいなんですよ。そう考えると、和田監督って悩んでるのは悩んでましたけど、もっと好きなことやっていいんじゃないか。彼の大きな失敗というのは、1軍の選手登録って28名ですよね。そのなかで28人の選手に、みんな納得してもらう形で勝とうとしすぎましたね。それは無理なんですよ」

 ベテランに配慮して若返りを断行できない現状を批判した。

 主砲として4番を張った掛布氏は球団が来季残留方針を固めている金本の引き際にも言及した。

 掛布氏 「この40歳を超えて、特に、右の肩を故障してからの金本は、打つことも、投げることも、右投げ左打ちの右腕ってのは生命線なんですよ。これは。この肩を痛めたというのはスイングでも痛めますから、スイングのバランス、絶対崩れる。しかも投げられない。走者一塁で、ランニングホームラン。ああいう姿を見せてしまうと、あれだけ自分に厳しかった金本が、あそこで甘んじてゲームに出るわけでしょ。チーム全体、若い選手のムードというのはたるんでくるんです。これはね、僕、金本の野球にケチを付けるつもりはないんですが、4番を打ったバッターてのは、4番を打てなくなったら、僕はやめるべきだと思います。若い選手にポジションを与えてあげるのが、チームの活性にもつながります。過去の歴代の4番バッター見ていってもですね、王さんも静かにバットを置きました。長嶋さんも静かに置きました」

 新井良の4番についても斬り捨てた。

 掛布氏 「片岡(打撃コーチ)にですね、『新井の弟で大丈夫か』て言ったら、同コーチは)『掛布さん、この1カ月でホームラン4本ですよ』て。完全に消去法しかないんです」

 和田阪神の暗部をえぐり出したミスタータイガースの超辛口提言。虎の再建を待ち望んでいる。

最終更新:9月1日(土)8時33分

サンケイスポーツ

 

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