【スペイン・マドリード発】レアルが内紛を乗り越えた。昨季リーグ王者レアル・マドリードと、スペイン国王杯覇者バルセロナの「クラシコ」によるスーパーカップ第2戦(8月29日=日本時間30日)は2―1でホームのレアルが勝ち、2戦合計4―4もアウェーゴールの差で4年ぶり9度目のタイトルを手にした。
レアルにとって負けられない一戦だった。リーグ開幕戦で引き分け、26日の第2節ヘタフェ戦では1―2敗戦。その翌日練習のロッカールームで“事件”が起きた。エルムンド・デポルティボ紙によると、モウリーニョ監督(49)と選手が激しく口論したという。
その内容は実に生々しい。ヘタフェ戦後の公式会見で監督がミスから失点を招いたDFセルヒオ・ラモス(26)を批判したことについて、GKカシージャス(31)が「公の場で選手を批判するのはこれを最後にしてほしい」と抗議した。だが指揮官は謝るどころか「お前たちは自分たちを神格化して、オーナー、上司のように振る舞っている。誰も何も言えない」と反論。これにラモスがかみついた。「(スーパーカップ第1戦で)コアントランが同じミスをしたときは副審のせいにしたのに、どうして僕のことは売ったんだ? どうしていつも同じ選手が公の場で批判されるのか」。だがモウリーニョ監督は取り合わず、「お前らはまだ夏休みみたいだな」と言い捨てたという。
最悪の雰囲気の中で迎えたこの試合で、選手らは宿敵を叩きのめすと同時に、指揮官を見返す必要があったのだ。この日は1失点したものの、それはFWメッシ(25)のスーパーFK弾によるもの。自信を取り戻した選手たちだが、肝心のモウリーニョ監督は選手をねぎらうこともなく消えた。リーグ戦で勝ち点5差の首位バルサ追撃を開始するが、内紛第2幕もありそうだ。
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