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ノルウェー銃乱射事件で被告に禁錮21年、責任能力認める

2012年8月24日

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8月24日、ノルウェーの裁判所は、昨年7月に77人が死亡した爆破・乱射事件で起訴されたブレイビク被告(写真)に対し、責任能力を認めた上で、最高刑となる禁錮21年を言い渡した(2012年 ロイター/Stoyan Nenov)

 [オスロ 24日 ロイター] ノルウェーの裁判所は24日、昨年7月に77人が死亡した爆破・乱射事件でテロと計画殺人の罪で起訴されたアンネシュ・ブレイビク被告(33)に対し、責任能力を認めた上で、最高刑となる禁錮21年を言い渡した。

 約10週間にわたって行われた公判では、ブレイビク被告の責任能力の有無が最大の焦点となっていた。昨年11月の精神鑑定では「妄想型統合失調症」で責任能力がないと判断されたが、その後に責任能力があったとする別の鑑定が出ていた。

 刑期は21年となるが、社会にとって脅威と判断されれば、無期限延長が可能という。

 ブレイビク被告は昨年7月、首都オスロの政府庁舎前で爆弾を爆発させ8人を殺害。その後、ウトヤ島で開かれていた連立与党・労働党の青年部集会で銃を乱射し、69人を殺害した。動機については、多文化主義やイスラム系移民などから国を救うためだったと主張していた。

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