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　ヤングなでしこの人気が青天井だ。Ｕ―２０女子Ｗ杯準々決勝韓国戦（８月３０日）のテレビ平均視聴率が関東地区が１７・６％、関西地区が１４・７％（ビデオリサーチ社調べ）を記録。ザックジャパンの親善試合ベネズエラ戦（１５日）の視聴率が１９・８％だったことからすれば、大健闘の数字。さらに３１日には、準決勝（４日、国立競技場）のチケットに関する問い合わせが日本サッカー協会や組織委員会側に殺到。組織委員会関係者は「すごい盛り上がりでありがたい話」と驚きを隠せない。

　注目の準決勝の相手はノルウェーに４―０で勝ったドイツに決まった。試合を偵察した吉田弘監督（５４）は「予想通りの相手。高さもパワーもスピードもあって技術もあるチームをどう封じるか。怖がってはいけないと思う。相手にボールを持たせるのではなく、自分たちで主導権を握っていきたい」。一気にスターダムにのし上がったヤングなでしこらしいサッカーを貫く構えだ。