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2012年9月1日(土) 17:42 |
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岡山大で国内初の脳死肝腎同時移植
成功すれば国内初となる脳死での肝臓と腎臓の同時移植手術が、岡山大学病院で1日朝から行われています。
日本臓器移植ネットワークによりますと、ドナーは四国地方の病院で脳死と判定された40代の男性で、提供された肝臓と腎臓が1日午前7時53分、岡山大学病院に到着しました。 病院によりますと、移植を受けるのは青森県に住む50歳の女性で、慢性の肝不全と腎不全のため、同時移植以外に救うのが難しいということです。 1日午前7時20分から始まった移植手術は、肝臓、腎臓の順に行われ、執刀医の八木孝仁教授をはじめ、22人体制で2日の午前2時ごろまで行われる見通しです。 脳死提供された肝臓と腎臓の同時移植は今回が2例目で、成功すれば国内初となります。 八木教授は、「日本で生存例のない肝腎同時移植だが全力を挙げて救命にあたりたい」とコメントしています。
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