浅漬け:食中毒の危険はどこに?

毎日新聞 2012年09月01日 11時28分(最終更新 09月01日 11時49分)

O157が検出された「白菜きりづけ」の同種商品=札幌市提供
O157が検出された「白菜きりづけ」の同種商品=札幌市提供

 健康志向で、最近は低塩分と無添加が好まれ「以前より日持ちしなくなっている。加熱殺菌している漬物『きゅうりのキューちゃん』でさえ、開封後1週間もすればカビが生えることがある」と話すのは、キューちゃんの製造元「東海漬物」(愛知県豊橋市)の藤田雅貴・品質保証室長。「野菜の洗浄と殺菌を徹底し、運送中は低温に保つしかない」という。

 消費期限の問題も浮上した。岩井食品によると、7月28日に300キロの野菜を漬けた。この中に汚染野菜があったとみられる。うち約120キロを29日に、約140キロを30日に、残り40キロを31日にパックして出荷した。同時に漬けられたが、パック日は3日間にわたり、消費期限はそれぞれ4日後とされた。

 消費者庁食品表示課によると、同じ日に漬けた商品に異なる消費期限を表示しても違法ではなく、一般的に行われている。道内のある漬物業者は「商品それぞれに、漬け汁から出して何日もつかのデータがあり、保管中は、細菌数をしっかり管理している」と安全性を強調する。

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