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June 09, 2005

Qさまに人生を観る

クイズプレゼンバラエティー Qさま!!をチラッと見ていた。
準深夜帯(なんつー言葉があるのかどうか疑わしいが)の、いかにもばかばかしい番組だけれど。
ばかばかしいが、結構面白かったりする。
たまにはいい。
森三中の大島が「芸能界チキンNO.1決定戦――10mの飛び込み台から何秒で飛び込めるのか?」という企画で、プールの高飛び込みの台の上にいた。目隠しで連れて行かれて、いきなり目隠しをはずされ、いったい何秒で10m下のプールへダイブ出来るのか?という、またバカな企画。
どれくらいチキンな芸人かというのをランキングしていた。
この、森三中の大島に俺は人生を観ていた。
最初は、すんなり飛び込めそうだった。
「おーーし!」
なんて気合を入れていた。
だが、決心つきかねて、だんだん時間が経ってくる。
こうなると、逆に恐怖心が高まってきてしまったようで。
本当は、最初の方に、あんまり考えないで思い切ってやってしまったほうが、いいのだろうなぁ。
考えれば考えるほどやれなくなっちゃう。
恐怖の余り、両手で股間を押さえる姿には、笑っちまった。
森三中の他のメンバーに「早く飛び込めよーー」なんて言われて、逆に怒りが湧いてきたり。
思い切りぶち切れている。
ここで、構成作家の大島の夫がこの企画を考えたことを伝えられ、テレだす。
そして、もしココで死んだら、夫に会えなくなると思ったのか、今度は号泣しだした。
10分も泣いていたか。
突然泣き止んだかと思うと、今度は突然笑い出した。
夫と楽しくいるのを思い描いているらしい。
いきなりニヤーっとしたので、本当に壊れてしまったかと思った。
夫がどこか遠くにいってしまう姿を想像して、
「待ってよーーー」
なんて、切ない声を出したりしながら、最終的に二十何分か掛かって飛び込めたんだけど。
凄かったわ。
すっごい凝縮した時間だったね。
なんか人の一生を早送りで見たのに近い気分だった。
考えすぎか?

P.S. 森三中、大島はこのプール飛び込み企画で尾てい骨を骨折していたらしい。
 森三中 (公認ホームページ)の「日記」の「大島の日記」の6月5日。
 そうだったのか。さすがプロだ。壮絶だ。
 おつかれさまでした・・・。

投稿者 yoshidako : June 9, 2005 11:24 PM | このエントリーを含むはてなブックマーク

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