このようなダイアログは、同ページ内で何度も表示されることがあり、何か行うたびにこのダイアログが表示されてイライラさせられるようなこともよくあります。
もちろん、中には重要な警告を発しているものもありますが、何度もダイアログを表示しなくていいよ・・ということもあると思います。
Google Chromeには、このようなダイアログを閉じたとき、「このページでこれ以上ダイアログボックスを表示しない」という項目が表示され、チェックを入れることでアラートが表示されないようにすることができますが、Firefoxにも同様の機能が欲しいところですね。
現在のFirefoxにはこのような機能は付いていませんが、「AlertStopper」というアドオンをインストールすることによって、似たような機能を与えることが可能です。
「AlertStopper」は、ウェブページ閲覧中にjavascriptで表示されるダイアログを一時非表示にすることができるというアドオンです。
対応しているダイアログはalert(警告)、およびconfirm(確認)ダイアログとなっています。
*文字入力ダイアログ(prompt)には対応していません。
アドオンインストール後、以下のような警告ダイアログが2度表示されると、2度目にはダイアログ内に[Prevent this page from creating additional dialogs]と書かれたチェックボックスが表示されるようになります。
■1回目
■2回目以降
ここにチェックを入れてダイアログを閉じれば、以降はこのページでダイアログが表示されなくなります。
同じく確認ダイアログが2回表示された場合は、[Do the following action for any additional confirm dialogs]と表示され、これもチェックを入れて閉じることにより、今後表示をブロックすることができるようになります。
■1回目
■2回目以降
ブロックはそのセッションのみ有効で、リロードしたり次のセッションでアクセスした場合にはまたダイアログが表示されるようになっています。
このように、何度もダイアログが表示されるページなどでストレスを軽減したり、スムーズにブラウジングを続行することができるようになるというアドオンです。
Google Chrome同様のこの機能が欲しかった方はインストールしてみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:AlertStopper(Add-ons for Firefox)
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