米でまた韓国企業に厳しい判決 コーロンの繊維技術訴訟
【ソウル聯合ニュース】韓国の化学繊維メーカー、コーロンインダストリーが営業秘密をめぐる米デュポンとの訴訟で敗訴し、米地裁から先端繊維製品の販売を20年間禁止される判決を言い渡された。コーロンインダストリーは31日、判決を不服とし、異議を申し立てる意向を明らかにした。
米バージニア州の地方裁判所は、デュポンがコーロンインダストリーを相手取りアラミド繊維製品の販売禁止を求めていた訴訟の判決で、コーロンインダストリーが今後20年間、全世界において同製品の生産や販売などを禁じることを命じた。
コーロンインダストリーは報道資料を通じ、判決は30年間に及ぶアラミド繊維技術開発に向けた同社の努力を台無しにするもので、社員の雇用を奪うと批判した。また裁判は不公平な形で進行され、判決も法律や事実関係に反していると主張し、執行停止仮処分の申請や控訴に向けた手続きを取るとした。
デュポンはコーロンインダストリーがデュポンの元社員を採用することで、技術を盗みアラミド繊維を開発したとして、訴訟を起こしていた。
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