敬和学園トピックス

毎日のお話

  • 2010/08/27

    小田中肇(教頭)

    出エジプト記 20章15節
    十戒のなかの盗んではならないという箇所である。盗みは人間関係や信頼関係を壊し、存在の芯を傷つける残酷な行為である。誰かが盗んだのではないかと疑う、そのこと自体が、暗い、何とも言えない気持ちにさせる。盗みには、社会レベル・国家レベルの盗みもある。100年前の1910年に日本は韓国併合を行なった。これは国家レベルの盗みといえる。盗むなという戒めは、お互いの人権・尊厳を認め合い、平和に暮らしなさいということだ。

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