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NEWS :横田めぐみさん、2001年に生存 政府、2ルートから情報 new!
└ 2012-08-31 08:19

横田めぐみさん、2001年に生存 政府、2ルートから情報

 北朝鮮が、1994年4月に「死亡した」と説明している拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=は、それ以降に再婚し、男児を出産、少なくとも2001年時点で生存していたとする情報を、日本政府が入手していることが30日、分かった。情報はまったく別の2ルートからもたらされている。政府は北朝鮮側の説明の矛盾点として分析を進めている。

 関係者によると、情報源の一つは、北朝鮮の内部事情に精通する消息筋。情報によると、めぐみさんは93年3月、当時の夫だった韓国人拉致被害者で、特殊(工作)機関に勤務していた金英男(キム・ヨンナム)氏(50)と離婚。家庭内暴力などから不仲になった。拉致被害者を監督する北朝鮮当局者は再三、金英男氏を指導したが改善されず、めぐみさんが精神的に衰弱していたため、当局が離婚させた。その後、精神科で治療を受けさせたという。

 めぐみさんは94年9月、別の対日工作員の男と再婚し、96年11月に男児を出産。2001年当時、平壌市龍城区域の招待所で生活していたという。

 もう一つの情報源は、02年11月に脱北した朝鮮労働党の元工作員(58)。元工作員は、韓国の北朝鮮向けラジオ「自由北朝鮮放送」に手紙を送付。手紙によれば、金英男氏は酒癖が悪く、暴力が原因でめぐみさんとけんかになり、93年3月に離婚。その後の再婚時期や出産時期、01年時点で生活していた招待所についても、消息筋の情報と一致している。

 北朝鮮側は当初、めぐみさんについて、離婚したとされる「93年3月に自殺」としていたが、帰国した拉致被害者がめぐみさんを94年まで目撃していたことが明らかになると、時期を「94年4月」と訂正した。

 政府は、帰国した被害者から「めぐみさんは夫と93年春に別居していた」との証言も得ており、2ルートの情報と合致する。

 帰国した被害者が家族会などに「めぐみさんが精神的に不安定になり、入院した」と証言した時期と、消息筋の情報も内容がほぼ一致している。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120831/kor12083102000000-n1.htm

もちろんこれは重要な情報です。しかし同時にもっと重要なのは、このような情報をどう武器にするかということ。北朝鮮は亡くなった日本人の遺骨まで、ある意味交渉の武器にしようとしている。料理人藤本氏の情報も、ある意味北側からの情報戦でしょう。問題なのは、日本側がこういう情報を持っているのに武器にできていないこと。

せめてこの矛盾点に北朝鮮が答えるまでは遺骨収集団にも簡単に訪北はさせられない、収集団の方々が負担や誤解なく人道的にご親族の遺骨を持ち帰れるためにも、この問いだけは答えてほしい、といった交渉をどこまでできたかが重要。その上でぎりぎりの交渉をした結果の遺骨収集団訪朝ならば止むおえませんが、北のペースであったなら今後の展開は難しく長期化する。

特に不思議なのは、まあ公開されていないだけかもしれませんが、どういうわけか政府認定拉致被害者の「情報」は横田めぐみさん関係が多いように思えること。ほかの方々の情報はほとんど聞かれないし、また聞いたとしてもこのようなリアリテイはない。ともかく、日本側はつかんだ情報を武器にしなければ単に「収集」したにすぎません(三浦)







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