WBAスーパーフライ級戦の前日計量を終え、ポーズをとる挑戦者の名城信男(左)と王者のテーパリット・ゴーキャットジム=大阪市内で
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前日計量と会見が31日、大阪市内であり、ともにリミットいっぱいの52・1キロでパス。両者ともにKO決着を宣言した。
3度目の世界奪取を狙う名城は、これが10回目の世界戦。昨年は2月と11月にWBC同級王座に挑戦し、判定で連敗した。「今回は年齢的にも最後の挑戦だと思っている。これだけチャンスをつくってもらって、逃したら現役を続けるわけにはいかない」と、あらためて“負けたら引退”を明言した。「打ち合いは望むところ。必ずKOで勝つ」と力を込めた。
一方、王者テーパリットも「100%、KOで勝つ」と余裕しゃくしゃく。予告KOラウンドは「7回」とキッパリ。次戦の相手には、初防衛戦で判定で下した亀田大毅か、統一戦となるWBC同級王者佐藤洋太が候補に挙がるが「どっちでもいい」と自信満々に答えた。 (竹下陽二)
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