蹴球探訪
J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】ヤングなでしこ 準決勝でドイツと対戦 吉田監督「時代を変える」2012年9月1日 紙面から ドイツの「14番」に気を付けろ−。連覇を狙うドイツが4−0でノルウェーに圧勝し、4日の準決勝(国立)で、ヤングなでしこと対戦することが決まった。吉田弘監督(54)はドイツの要注意選手として、準々決勝で3アシストを決め、ドイツA代表の経験のあるFWジェニファー・マロジャン(20)を挙げた一方、準決勝のスコアを5−3と予想。「時代を変えたい」と、日本が主導権を握る試合内容で、強豪を下す決意を見せた。 準決勝の相手がドイツに決まった。スタンドでノルウェー相手の圧勝劇を観戦したヤングなでしこの吉田監督は、それでも自信をのぞかせた。 ドイツは強力な攻撃力に加え、今大会はいまだ無失点。しかし、吉田監督は「どう崩して点を取るか楽しみです。どうやって仕掛けていくかは、相手を見て選手が決めること」と自信満々。さらに「これまでドイツや米国に対して主導権を持って戦えなかった。それをなでしこが変えてくれた。いかに主導権を握ってゲームができるか。そろそろ時代を変えなければいけない」とニヤリと笑った。 注意する選手は、やはりFWマロジャン。「彼女はU−17の時から見ている。キックの質とボールを止める技術も持っていて、さらに高さとパワーがある。彼女だけテンポが違う」とたった1人だけ名前を挙げて警戒心をあらわにした。 「主導権を握る」という戦い方でドイツとの打ち合いは覚悟の上。吉田監督は「3点あげて、5点取れればいいかな」と、韓国戦の試合前と同じ予想スコアを口にした。「ショートカウンターは怖いが、それを怖がっていてはいけない。柴田や田中(陽)が見せたみたいに取りにくるところを反転して前を向いて、相手を後ろ向きにさせればチャンスになる」と絶好調の中盤に全幅の信頼を寄せた。ドイツ戦は、ヤングなでしこたちが「時代を変える」節目の一戦となりそうだ。 (荒川敬則) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|