敬和学園は世界に貢献する人を育てる学校です。
米国での海外教室、英国研修旅行、韓国スタディ・ツアーなど海外で学ぶ機会を多く設けています。そして、生徒自身がそれぞれの特徴を選んで参加しています。
敬和学園は、創立当初から国際的視野に立つ教育を目指していました。
それは、初代校長・太田俊雄の文章からも伺えます。
『単なる友人関係においてさえ、競争心があおり立てられ、日常生活に闘争の原理が支配的な作用をしているが、今日の社会の実情である。だからこそ、私たちは敬和学園の教育主張の一つに、国際精神の涵養ということをあげているので、この精神は一人ひとりの生徒の心の中に、しっかりと育て上げていかなければならないのである。人間がお互いの関係を黄金律(マタイによる福音書7章12節)に従って、愛し合い、ゆるし合い、補い合い、助け合うという人間関係にしていかなければ、どうして「国際社会の秩序を維持する」ために貢献するような人間の育成ができるであろう?』(敬和の教育第1号より)
初代太田校長は、創立当初から、米国への講演旅行の際、生徒を連れていきました。それは、文化の多様性、価値観の多様性を頭だけでなく体で実感するために行ったのです。敬和学園は、お互いの価値観の違いを認め合う国際的視野に立つ今日を実践している学校です。
◆◇◆オーストラリア語学研修◆◇◆
オーストラリアの姉妹校「 West Moreton Anglican College 」のInternational Schoolで行われる英語研修プログラムに他国からの英語学習生とともに参加し、英語レッスンと選択授業の受講等からなる8週間の留学体験です。
滞在はホームステイで、オーストラリアの生活・習慣を実際に体験します。授業はすべて英語で行われ、他の生徒との意思の疎通や意見発表はすべて英語です。ホストファミリーとの生活を含め、24時間英語に浸る環境で英語力の向上およびオーストラリアの文化理解には最適のプログラムです。
◆◇◆アメリカ海外教室◆◇◆
敬和学園高等学校の海外教室は、2007年に26周年を迎えました。
アメリカの家族の一人として生活(ホームステイ)することを通して、アメリカの家族・文化・社会に対する理解を深め、国際性豊かな人間の育成を目的として発足しました。
26周年を迎え、このプログラムはボーダーレスの時代を迎えた生徒の皆さんに過去にもまして大変役に立つ経験をすると考えます。
◆◇◆韓国スタディーツアー◆◇◆
歴史の真実に出会う旅。
2年に一度、7泊8日の日程で、韓国・ソウルを訪ね、過去の日本植民地支配・侵略の実態を学びます。戦時中に日本は隣国で何をしたのか。当時の旧跡や記念館を訪ね、歴史の証人に会ってその真実を自分の目と耳で確かめます。同時に、同世代の若者とも交流をします。本当の友好を深めるために。