福島オリンピックと共に日本が元気になるテーマパーク構想を描いています。概略を説明する前に、東村山駅西口再開発の問題点を記した過去のブログ記事をお読みください。
<転載開始>
このように市も、都も、国も、危機的な財政状況の中、旧来型の再開発事業を強行することがはたして正しいことなのでしょうか。
東村山市民であり、東京都民であり、日本国民である私には全く理解できません。
さらに問題であるのは、国からの補助金37,9億円の中に「まちづくり交付金」が17,5億円含まれていることです。
そもそも「まちづくり交付金」とはどの様な目的で交付されるものでしょうか。国土交通省のホームページにはこのように書かれています。
「まちづくり交付金は、地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした地域主導の個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することにより、地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図るための制度です。」
前述しましたように、事業の目的は東村山市の税収や生活の質の向上だけではなく「地域経済・社会の活性化」に寄与するものでなくてはいけないということです。
言い換えれば、決して自分たちのことだけを考えるのではなく、日本社会のことをよくよく考えなくてはならない、そういうことなのです。
さらに東村山市には、別途、国からの数十億円の地方交付税が交付されています。
東村山市政には、日本国民の多額の税金が投入されている、このこともしっかりと受け止めて、東村山ヒルズ建設問題を考えていかなくてはいけないものと思います。
まとめますと、
私がこのブログで伝えたいことは、これだけ歳出削減が叫ばれている今日、これだけ国や東京都の税金を投入するのであれば、市は、東村山市民だけではなく、都民や国民に「あまねく」理解をもとめる努力をすべきであるということが一点、もう一点は再開発一辺倒ではなく、区画整理や単純用地買収も含めてプロジェクト全体を再考すべきであるということです。
今日は疑問に思っていること2点について書いてきましたが、東村山ヒルズ建設に関しては、市民や都民からも数多くの問題点が指摘されています。
このままでは
誰のために建てるのか?
何を求めて建てるのか?
という疑問は全く解消されません。
最後に、
説明会で市民の方がおっしゃっていた言葉が私には忘れられません。
「100mの高層ビルを建てるより、緑豊かな東村山をつくったほうが東村山市に人が集まってくると思います」
<転載終了>
結局、見直しを問う住民投票は行われず、今、東村山市には100ビルがそびえ立っています。
最終的に、この事業には補助金20億5580万円、東村山市の負担金25億1754万8972万円、公益施設買い取り10億18万417円、合計55億4139万8360円の税金が投入されたことになります。
出所 福田和子市議ホームページ
http://blog.goo.ne.jp/kazuko19520701/e/54bb1afaf5918667b44acdbea1b00b98東村山市は費用便益(経済波及効果)を3.95としました。計算すると218億8852万円になります。さらに当時の細渕市長は、この事業が「東村山経済の起爆剤になる」と豪語していましたが、私の知る限りではそんなことはありません。
私は、茶業研究の役目が終わった埼玉県の農林総合研究センター茶業研究所を、表題のように日本を元気にするテーマパークにする構想を五十嵐文彦財務副大臣に提案していきたいと考えます。民主党のこれからを決定するまさに起爆剤になると確信します。
農林総合研究センター茶業研究所
http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/k24/あっていいもの
•サツキとメイの家アトラクション
•気品高き日本のお茶の歴史館と狭山茶ふるまい館(おいしいお茶の入れ方トレーニングも)
•展望ツリーハウス(シンボル、ランドマーク)
•三丁目の夕日の世界
•日本映画限定の映画館
•語り部劇場 朗読の部屋 日本人にしか分からない情緒
•どんぐり共和国
•ニッポン ザ ビューティフル アトラクション
•川越の時の鐘展望台 高さ16m
•竹林レストラン
•「語り絵師」関谷和氏の世界
•方言体験
•宮崎駿監督の語りの部屋 オーディオアニマトロニクス
•再生可能エネルギーづくり体験館(薪割り)
敷地面積は101,272uであり、東京ドーム2個分です。ここに、東村山駅西口再開発でつぎ込んだ税金と同額の55億円を投入にします。東京ディズニーリゾートのように、オフィシャルスポンサーを募れば、高い収益性が維持できるはずです。
三井アウトレットパーク入間同様の600万人集客(1日平均16,000人)を目指し、一人当たりの消費額を東京ディズニーランドの5分の1の2000円として計算すると、年間120億円の売上となります。スポンサーからの収入を足すと150億円を超えるものと勘案されます。
入間市の平成23年度の予算総額は、 703億7,880万円 ですから、決してこの数字は小さくありません。「公共建築物木材利用促進法」に基づき、すべての建物は奥武蔵の西川材を用います。ランニングコストも公務員がいなければ低く抑えられるでしょう。(すぐ近くに県の文化施設ペアーレ埼玉や入間市のクリーンセンターがありますので、管理棟は必要ないと考えます)
「公共建築物木材利用促進法」について
http://www.ktr.mlit.go.jp/naganoez/event/h22/2010-1.pdfペアーレ埼玉 入間カルチャーセンター
http://www.pearesaitama.jp/楽しくなってきました。特に、宮崎駿監督と最新型のディズニー・オーディオアニマトロニクスを組み合わせた、美しい日本の歴史を語るアトラクションを考え出したら止まらなくなってしまいました。
100年後も子どもたちや、大人たちの前で宮崎監督が語っている姿を思い浮かべたとき、子どものころに体育館でみたウォルト・ディズニーによる語りの映画を思い出しました。
最後にもう一度まちづくり交付金について記しておきたいと思います。
「まちづくり交付金は、地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした地域主導の個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することにより、地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図るための制度です。」
posted by S・C・ NAKAMURA at 17:06|
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