福島原発:福島県が双葉病院巡る報道発表のミス認め謝罪

毎日新聞 2012年08月31日 11時57分(最終更新 08月31日 12時11分)

 東京電力福島第1原発事故直後に、双葉病院(福島県大熊町)が入院患者を置き去りにしたかのような報道発表をした福島県が今年7月、県医師会に「病院側に事実確認しないで公表したことは適切でなくおわびする」などと、ミスを認め謝罪する文書を出していたことが分かった。

 医師会は県に対し文書で今年2月、誤発表で医療への不信感を招いたなどとして事実確認の公表を求めていた。

 政府の事故調査・検証委員会の報告書によると、双葉病院には昨年3月11日の事故当時、高齢者ら約340人が入院しており、同14〜16日の自衛隊による救助まで患者約130人が病院に残された。自衛隊到着の際、院長は警察官の指示で一時病院から避難していたが、県は「病院関係者は一人もいなかった」と誤った発表をし、病院関係者は「患者を置き去りにした」と非難された。【乾達】

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