IT
竹島問題、波紋広がる−韓国DC活用の鈍化懸念
掲載日 2012年08月31日
竹島を巡る日本と韓国の政治的緊張が日本のIT業界にも波紋を広げている。日本のIT企業は東日本大震災を機にリスク分散を図り、電力料金が安価で地震が少ない韓国のデータセンター(DC)を活用する動きがあった。その動きが鈍化する可能性も出ている。
「DCを見学予定だった見込み客から延期の依頼があった」と説明するのはソフトバンクテレコム(SBTM)。2011年12月に韓国の通信事業者KTと共同で釜山近郊にDCを完成した。
韓国の産業用電気料金が日本の半分程度であることを生かし、サーバ預かりを日本国内の約半額で提供する考えだが、日韓関係の動向を見て「全体的に顧客の間で慎重論が出始めている」(SBTM)状況だ。
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