放射性物質の農産物等への影響調査について（第１０４報）

　埼玉県は、国の協力を得て東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の農産物等への影響調査を実施しています。

　今回の調査では、野菜・果樹、麦、原乳及び市場流通品について検体を採取し分析を行った結果、全ての検体において基準値を下回りました。

　１　野菜・果樹の調査結果

　　　採取日：平成２４年８月２７日、２８日

　　　結果判明日：平成２４年８月３０日

　　　分析機関：財団法人 日本冷凍食品検査協会　横浜試験センター

　　　　　　　　　一般財団法人 新日本検定協会　ＳＫ横浜分析センター

※　「＜○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値(１.２～８.９Bq/kg)未満であることを示す。

　２　麦の調査結果

　　　採取日：平成２４年８月２４日

　　　結果判明日：平成２４年８月２９日

　　　分析機関：財団法人 日本冷凍食品検査協会　横浜試験センター

※　「＜○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値(１.３～２.６Bq/kg)未満であることを示す。

　３　原乳の調査結果

　　　採取日：平成２４年８月３０日

　　　結果判明日：平成２４年８月３０日

　　　分析機関：国立保健医療科学院

　※１　さいたま市、所沢市、行田市、飯能市、加須市、羽生市、入間市、志木市、富士見市、

　　　　　蓮田市、幸手市、白岡町、杉戸町、松伏町

　※２　深谷市、寄居町

　※３　「＜○.○○○」とは、検査機器で測定できる検出下限値(０.１８７～０.２８６Bq/kg)未満であることを示す。

　４　市場流通品（一般食品）の調査結果

　　　採取日：平成２４年８月２７日、２８日

　　　結果判明日：平成２４年８月２８日

　　　分析機関：埼玉県衛生研究所

　※１　豆腐の基準値

　　　　大豆を原材料に製造・加工、輸入された食品は、平成２４年１２月３１日までの経過措置

　　　　（基準値５００Bq/kg）が適用されます。

　※２　「＜○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値(４.２～６.４Bq/kg)未満であることを示す。

（注）　検査機関では厚生労働省が示した試験法に基づいて検査を実施しておりますが、食品

　　　の放射性物質検査の特性上、検出限界値は、検体や検査機器によって異なります。

【問合せ先】

（麦については）

　農林部　生産振興課

　主穀担当　甲賀・岩崎

　直通　048-830-4036

　内線　4036

　E-mail: a4130@pref.saitama.lg.jp

（原乳については）

　農林部　畜産安全課

　畜産振興担当　丸山・窪田

　直通　048-830-4194

　内線　4194

　E-mail: a4170@pref.saitama.lg.jp

（市場流通品については）

　保健医療部　食品安全課

　監視・食中毒担当　吉永・渋谷

　直通　048-830-3611

　内線　3611

　E-mail: a3420@pref.saitama.lg.jp