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反捕鯨団体代表が妨害継続の声明
8月31日 22時9分

ドイツで拘束され、先月、保釈中に逃亡した反捕鯨団体「シー・シェパード」の代表は、インターネット上で、今後も調査捕鯨の妨害を続けるという声明を発表しました。

この声明は、日本の調査捕鯨船への妨害行為を繰り返してきた反捕鯨団体「シー・シェパード」のポール・ワトソン代表が、インターネット上で明らかにしたものです。この中で、ワトソン代表は「われわれは後退することはない」と述べ、今後も日本の調査捕鯨船への妨害行為を続け、捕獲されるクジラがゼロになることを目指すとしています。
ワトソン代表は、ことし5月、コスタリカの船の航行を妨害した疑いで滞在中のドイツで身柄を拘束され、いったんは保釈されましたが、その後逃亡し、ICPO=国際刑事警察機構から国際手配されています。
声明で、現在の潜伏先について、ワトソン容疑者は「ICPOの国際手配が及ばないところ」と述べるにとどまりました。
ワトソン代表については、日本の海上保安庁も「シー・シェパード」のメンバーが、おととし、日本の調査捕鯨船へ妨害行為を行ったとして、威力業務妨害などの疑いで逮捕状を取り、ICPOを通じて情報提供を求めています。

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