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国際手配のシー・シェパード代表、反捕鯨活動への復帰誓う

  • 2012年08月31日 17:19 発信地:シドニー/オーストラリア
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フランス・パリ(Paris)で撮影に応じる海洋保護団体シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SSCS)創設者のポール・ワトソン(Paul Watson)容疑者(2010年3月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT

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【8月31日 AFP】国際刑事警察機構(ICPO、インターポール、Interpol)からの国際手配を受けて逃亡中の海洋保護団体シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation SocietySSCS)創設者、ポール・ワトソン(Paul Watson)容疑者(61)は31日、同団体のウェブサイトを通じ、日本の調査捕鯨に対する妨害活動を指揮していくとの声明を出した。

 カナダ出身のワトソン容疑者は、2002年のサメ漁をめぐる容疑で逮捕されたが、今年7月に保釈条件を破ってドイツ国外に逃亡し、インターポールに国際手配されている。31日に豪シドニー(Sydney)に寄港した同団体の抗議船スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)号にもその姿はなかった。

 だがシー・シェパードのウェブサイトによれば、ワトソン容疑者は今年11月にシドニーで予定されている資金調達イベントで(何らかの形で)プレゼンテーションを行うとされる。

 ワトソン容疑者は同ウェブサイトに次のように書いている。

「私はインターポールの手の及ばない場所にいる。現在、団体の担当チームがコスタリカと日本での指名手配が政治的動機に基づいたものであることを明らかにし、インターポールにこれらを無視するよう働きかけている」

 同容疑者はまた、調査捕鯨に対する妨害活動に向け準備を進めていることについても言及している。

「今年の目標は殺される(鯨の)捕殺数をゼロにすることであり、この実現のためには、力の限りあらゆることを実行する。日本側もこれに対して全力を尽くすだろう。私を妨害活動のリーダーから外すこともその一つだ。いずれにせよ乗組員たちの熱意は阻むことはできない。彼らは私と共にあり、必要とあらば私なしでも立ち向かうだろう」

(c)AFP

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