今まで、フクシマが安全安全と色々な学者、医師が説明してきました。山下俊一氏は、100mSvまでは癌は起きないと、結論が出ているかのように何度も何度も発言し、さらに福島の小児科医の方もそのようなお話しを福島県民の前でされているようです。
肥田先生をはじめとする原爆被害者は、そのようなことはない。内部被曝の怖さを知らないから、そのような安全論を言うことができるのだと非難をされていましたが、国家権力の強力なマスコミ操縦能力の前では、その言葉も打ち消され、一部の人にしか信用されないという悲しい状況になっていた気がしてなりませんでした。
20120728 知られざる放射線研究機関 ABCC... 投稿者 PMG5
を紹介します。この番組に私がもっとも伝えたかったことが描かれています。以下、重要なところだけ画面を切り出します。
このようないずれ消されるであろう動画を自分のパソコンに保存するには、このソフトが便利です。
さて、内容を見ていきましょう。番組の冒頭ははだしのゲンから始まります。
原爆投下直後から、「ヒロシマには七五年間草木は生えん」という風説が流布されました。この3/4世紀という時間感覚が、米国が完璧に被害を予測していたことがよくわかります。
はだしのゲン・・何度も推薦していますが、この本は今回のフクシマの全体像を知る上で欠かせない書籍の一つです。全巻を揃えて、お読みください。そして、お子さんにも読んでもらってください。算数、国語の勉強の前に日本人として、そして人間として持っておかねばならない知識です。
米国は、この調査は今後非常に大事だと公文書で述べています
これとまったく同じ論調の記事を、こともあろうに福島民報が配信しています。
いずれどうせまた世界のどこかで起こるであろう放射能被害に備えて、健康被害の有無を含めた情報を蓄積しておくことは、人類への貢献(福島民報)
米国は、敗戦国に対して、このような非礼を働いていますが、福島民報は同胞に対して同じ発言をしているのですから、決して許されないことです。
トルーマンは、アメリカ兵の命を救うために原爆を使用したといいますが、これが真っ赤な嘘です。広島型原爆とナガサキ型原爆は、燃料(U235とPu239)から、構造まで何から何まで異なります。その新型爆弾を3日足らずのうちに2つも投下したのは二つとも効果を試したかったからで、これは成書にいくらでも記載があります。マンハッタン計画は膨大な資金を費やしたため、この効果を米国民が納得させる形で見せなければ、「民主主義」を標榜している国家としては政権が転覆する可能性すらあるためです。
そして、ABCCは遺伝的影響も調べますが、結論を出しません(出せません)
ところが、内部被曝−ペトカウ効果と遺伝疾患で述べたように、遺伝的な影響があるのは間違いありません。それを隠すために、ABCCが統計的に資料を作り上げたと言って過言ではないのは、このあとの番組内にでてきます。
そして、ABCCを全身とする放影研の理事・・驚愕する発言をします。
今回のフクシマの事故で最も重要な内部被曝の放射線リスクを一切勘案していないと公式に認めました。この発言は非常に重大です。ガレキの焼却の評価においても同じく内部被曝の放射線リスクを国は一切認めていません。このままでは多大な被害が出ることを白状したと言っていいでしょう。放影研も、いよいよはしごを外しにかかりました。
このようなことが認められているのに、先日のナガサキ内部被曝訴訟では信じられない判決が出ました。しかも、この内部被曝を無視した判決に対して、被爆者を新作している医師さえも賛同の意をしめしているのですから、信じられません。長崎原爆訴訟−内部被曝を無視する裁判所により棄却
これぞ内部被曝の本質です。入市被曝として、このブログでも何度も取り上げています。(福島除染ボランティアと入市被爆)これほど明らかなのに、なぜ予算の問題と称して、調査をしていなかったのか。原爆をあれほど製造していた1950年代の米国に、最も重要な放射能被害を調べる予算がなかったとは言わせません。ついに、次の医師が決定的な話をします。
そうなのです。現在の国家の力の源泉は核であることは、言うまでもありません。その核が人道的理由によって使えなくなることは、国家バランスが壊れることを意味します。その核に寄りかかって国を存立させている米国が内部被曝の被害を認めてしまうことは、自分で自分の首を絞めることになります。何しろ、米国は次のような発言を何度も繰り返しているのですから、内部被曝の被害を認めることは一切なく、その米国を宗主国として仰いでいる日本政府もまた同じ態度を示すのは明らかです。
「ヒロシマやナガサキでは原爆で死ぬべきものは死んでしまい、9月上旬において原爆放射能のために苦しんでいるものは皆無」1945年9月6日(GHQ発表)
「残留放射能による被害なし。生存被爆者は全て健康。」米国が原爆投下後23年後に提出した国連原爆白書
原爆投下一ヶ月後から、このような恥知らずな発表を繰り返しているのが米国なのです。
いかがでしょうか。ホンモノの情報は、断片を積み重ねることで、今まで不明だった内容がつながってきます。ウソの安全安心は、勉強すればするほど疑問が積み重なってきます。
この番組に出演されていた方のひと言
がすべてを物語っています。
他人、特に国家に自分の命を差し出してはなりません。水俣病・AIDSでどのような態度を国が取ってきたのかをもう一度振り返ってみてください。一人一人が問題点に気がつき、声を上げていくことでしか、世の中は変わりません。
内部被曝−その評価と治療方法の中で紹介した市川定夫先生の動画、また、右上に紹介しています私の講演会ビデオ(DVD発売もしています)をご覧になっていただけますと、色々とつながってくると思います。
◆関連ブログ
はだしのゲンの作者−中沢啓治2011年11月06日
いずれどうせまた世界のどこかで起こるであろう放射能被害に備えて、健康被害の有無を含めた情報を蓄積しておくことは、人類への貢献(福島民報)2012年02月24日
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放射能と人体(3)核の本質−内部被曝2011年11月14日
100mSv安全の根拠-原爆の知見を信用しますか?(60万アクセス)2011年08月27日
内部被曝−ペトカウ効果と遺伝疾患2012年05月04日
福島除染ボランティアと入市被爆2011年11月09日
内部被曝−その評価と治療方法2011年10月10日
知られざる放射線研究機関 ABCC/放影研2112.7.28TBS系「報道特集」
http://www.dailymotion.com/video/xsgr38_20120728-yyyyyyyyyyyy-yyyy-yyy_news?fbc=958
原爆の悲惨さを訴え、今も読み継がれている漫画がある。『はだしのゲン』
放影研の前身であるABCCを描いたこんな場面が出てくる。「なにもくれず、
まるはだかにされ、白い布をかぶせられ、血を抜かれて、身体をすみずみま
で調べられたと言うとった。」「アメリカは原爆を落としたあと、放射能で
原爆症の病気がでることがわかっていたんじゃのう。」「く、くそ、戦争を
利用して、わしらを原爆の実験にしやがったのか」
(『はだしのゲン』作者中沢啓治さん(73)談)
「原爆を投下する前にすでに、アメリカはわかってたんですよ。あれが。落
としたあと、どういう放射能影響が出るかということがわかっていて、それ
ですぐにABCCを比治山の上に建てるわけでしょう。」
中沢啓治さんは、『はたしのゲン』の作者であり、自身も被ばくしている。
母、キミヨさんは、被ばくから21年後に亡くなった。そのとき中沢さんは、
今も脳裏に焼きついて離れない体験をした。
「ABCCが来てね、オフクロの内蔵をくれというんですよ。棺桶の中にいる
オフクロの内蔵をくれって。怒ったんですよ。「帰れ」って。いやあ、あれ
はもう、広島市を見下ろす比治山の上から、じっとこうやって見ているんだ
よね。今日は被爆者の誰が死んだ、誰が死んだっていって」
ABCCによる被爆者調査の拝見を物語る文書が、アメリカの国立公文書館にあ
る。1946年、海軍省が大統領に送った文書だ。
「アメリカにとって極めて重要な、放射線の医学的生物学的な影響を調査す
るにはまたとない機会です。調査は軍の範囲を超え、戦時だけでなく平時の
産業農業など人類全体に関わるものです。」(報告書内容)
この文章にサインをしたのは、原爆投下を命じたトルーマン大統領その人だ。
「戦争の長引く苦病を短縮し何百万もの若いアメリカ兵の命を救うために原
爆を使用した」(トルーマン談)
アメリカ人の命を救ったとする一方で、放射線の調査を命じていた大統領。
その承認を受け、1947年、ABCCが広島で設立された。ABCCが当初最も重視し
たのは遺伝的な影響だった。広島・長崎で生まれた被爆者の子ども、被爆2
世を77000人調査した。担当部長として調査を指揮したウイリアム・シャル
氏は死産の赤ちゃんを調べたという。
「死産や生まれた日に死んだ赤ちゃんは、家族の同意があれば、ここABCCで
解剖しました。採取された組織は保存されました。」(放影研の前で、
シャル氏談)
遺伝的な影響があるのかは結論が出ず。被爆2世の調査は今も続いている。
そんな放影研に福島県郡山市から依頼があった。大久保利晃(としてる)理
事長が、市の健康管理アドバイザーとして招かれたのだ。専門的な知識を期
待されてのことだった。
「放射線に被ばくすればするほど、ガンは増えます。これは逆に。だんだん
だんだん減らしていったときにどうなるのか。本当にゼロに近いところでも
ごくわずかに増えるのか増えないのか。これが一つの問題です。」
「本家本元、広島の研究では増えたのか増えてないのかということは統計学
的に証明できてないです。」(大久保氏の福島での集会レクチャーより)
実は放影研のデータは、福島ではそのまま活用できない。放影研が調査して
きたのは、原爆が爆発した瞬間、身体の表面に高線量の放射線を浴びる外部
被曝だ。福島で今、起きていることはこれとは異なる。放射性物質が呼吸や
食べ物から身体の中に取り込まれ、放射線を放ち、細胞を傷つける、内部被
曝だ。
「子どもさんを外に散歩させていていいのか。乳児に外気浴をさせていいのか」
「これ、すべてですね、申し訳ないけれども『良い』『悪い』という形で、私
は返事ができないのですね。」(同レクチャーより)
低線量の内部被曝のリスクについて、大久保理事長は慎重に言葉を選んだ。
そんな大久保氏に講演会のあと、歩み寄った一人の女性がいた。出産を間近に
控えた井上美歌さん(28)だ。
「食べ物からの内部被ばくを気をつけていくことが一番安全なのかなと思うの
ですが」(井上さん談)
「特定の物ばかり食べて(放射性物質の濃度が)高いものばかりになってしま
うと、危険とは言わないけどできれば避けた方がいいですね」(大久保氏談)
福島の人々の不安に答えられない放影研。その原因は放影研のデータには、決
定的に欠落したものがあるからだ。
「うちのリスクデータには、内部放射線のことは勘案してありません。」
(大久保氏談)
放射線の人体への影響を60年以上調べている放影研だが、実は内部被曝のデー
タはないという。しかし言うまでもなく内部被曝は原爆投下でもおきた。爆発
で巻き上げられた放射性物質やすすがキノコ雲となりやがて放射性物質を含ん
だ雨を降らせた。この黒い雨で汚染された水や食べ物で、内部被曝が起きたと
考えられている。
「黒い雨の方は、これは当然、上から落ちてきた放射性物質が周りにあって被
曝するのですから、今の福島とまったく同じですよね。それは当然あると思う
のですよ。それについては実は、黒い雨がたくさん降ったところについては、
調査の対象の外なんですよ。」(大久保氏談)
内部被曝をもたらした黒い雨は、放影研の前進のABCCの時代から調査の対象外
だったという。もとABCC部長のシャル氏はその理由をこう証言する。
「予算の問題は1950年からありました。研究員たちは予算の範囲で何ができる
かを考え、優先順位をつけました。黒い雨は何の証拠もありませんでした。だ
から優先順位低かったのです」(シャル氏談)
だがABCCが内部被曝の調査に着手していたことが、私たちの取材でわかった。
それを裏付ける内部文章がアメリカに眠っていた。
「1953年にウッドベリー氏が書いた未発表の報告書です。」(公文書館員談)
ローウェル・ウッドベリー氏はABCCの当時の生物統計部長だ。報告書には広島
の地図が添えられ、内部被曝の原因となった黒い雨の範囲が線で書かれている。
ウッドベリー氏は、黒い雨の本格的な調査を主張していた。
「原爆が爆発したときの放射線をほとんどまたは全く浴びていない人たちに被
曝の症状が見られる。放射線に敏感な人が、黒い雨による放射性物質で発症し
た可能性と、単に衛生状態の悪化で発症した可能性がある。どちらの可能性が
正しいか確かめるために、もっと詳しく調査すべきだ」(ウッドベリー報告書)
この報告書にもどつき、内部被曝の予備調査が1953年から1年ほど続けられた。
調査の担当者として日本人の名前も記されていた。ドクター・タマガキ。
「懐かしいですねえ。10何年もここにおったんですから。」(元ABCC研究員
玉垣秀也氏(89)放影研の外で撮影)
玉垣秀也氏は、医師の国家試験に合格したあと、ABCCに入った。黒い雨を含め、
原爆投下後も残った放射性物質、残留放射能の調査を命じられた。玉垣氏は、
原爆投下後に広島に入った救助隊員40人を調べた。5人に深刻な症状を確認し、
うち2人はすでに死亡していたという。
「(放射線を)直接受けた人たちと同じように脱毛がある。それから歯ぐきか
らの出血ね、それから下血、発熱と。そういうような症状でしたね。」(玉垣
氏談)
しかしアメリカ人の上司は衛生状態の悪化が原因だと一蹴し、この調査を打ち
切ったという。
「(上司は)あの当時の人たちは衛生状態が悪いから腸チフスにかかっても不
思議はない」と。「それを聞いて玉垣さんはどう思われましたか?」(記者)
「私はやっぱり原爆の影響だと思いましたよ。」
ABCCから放影研に変わった後も、内部被曝の調査は再開されることはなかった。
黒い雨による内部被曝の実態は、今も、広島・長崎の研究者の間で論議をよん
でいる。内部被曝に関する放影研の姿勢を疑問視する声もある。
広島大学原爆放射線医学科学研究所 大滝慈(めぐ)教授談
「内部被曝のような問題がもし重要性が明らかになりますとですね、アメリカ
側が想定してきたようなですね、核戦略の前提が崩れてしまうのではないかな
と思います」
内部被曝への不安を訴えていた福島県郡山市の井上さんは、この4月、元気な女
の子、うららちゃんを出産した。
「春の生まれなので、春の新しい命が芽吹くときに力強く育って欲しいなと
思って、春といったら、うららかなって思いました」(井上さん談)
市役所から届いたバッジ式の線量計。しかしこれでは内部被曝については測り
ようがない。
「福島産であれば、「不検出」と書いてあれば買いますけれど、何も貼り出し
がない場合は、福島じゃないものを使ってしまいますね」
井上さんが放射性物質を取り込めば、母乳を通じ、うららちゃんの身体に入る。
井上さんは自分の内部被曝を防ぐことで、我が子を守ろうとしている。
「今は「何も異常はない」と言われていますけれど、いつ何があるかわからな
いし「自分たちで気をつけてください」ってただ言われているような気がして」
原爆の放射線の影響は、被爆者の生身の体で研究されてきた。それと同じ構図が
福島で繰り返されるのだろうか。
内部被曝を調査の対象から外した放影研。福島の原発事故の発生から1年が経っ
た今年3月、大きな方針転換を決めた。それは・・・内部被曝を調査の対象から
外した放影研が新たな方針を決めた。
「過去の業績と蓄積した資料を使ってですね、原発に限らず、一般の放射線の
慢性影響に関する世界の研究教育のセンターを目指そうと。」(大久保氏、放影
研会議の席上で)
取り扱い注意と記された放影研の将来構想、内部被曝を含む低線量被曝のリスク
を解明することを目標に掲げていた。原爆投下を機に生まれた研究機関は、今、
原発事故を経て方針転換を余儀なくされている。
・・・番組の最後にABCCの現場からキャスターと記者が中継
「取材にあたったRCC中国放送の藤原大介記者を紹介します。藤原さんね、この
放影研、放射線影響研究所ですね、やっぱり一般の研究施設とは違いますね。」
「そうですね。こちらの一本の廊下をはさんで、およそ20の検査の部屋が並ん
でいます。短い時間で効率的に検査をこなし、データを集めるためです。被爆
者たちはこの廊下を戦後60年あまり歩いてきました。放影研の建物は、ABCCと
して発足したころの、かまぼこ型の兵舎がそのまま使われています。」
「VTRの中に登場した『はだしのゲン』の作者の中沢啓治さんの言葉が強烈に
耳にこびりついているのですけれども、人体実験だったんじゃないか、モル
モットに扱われたんじゃないかという怒りの思いがですね、伝わってきたので
すが、放影研の前進のABCCですけどね、これ、そもそもどういう研究施設だっ
たのかという疑問が残りますね。」
「ええ。中沢さんと同じような暗い記憶を大勢の人たちが抱えています。占領
期のABCCは軍用のジープで半ば強引に被爆者を連れてきました。助産師に金銭
をわたし、赤ちゃんの遺体を集めたという元研究員の証言もあります。そうま
でして集めた被爆者の膨大なデータが、内部被曝の影響を軽視したことで、福
島で役にたたないということに、やるせない感じがします。」
「そして、311、あの大震災と原発事故を契機としてですね、ようやく1年
以上経ってから、ようやく放影研が内部被曝の研究に再着手するというそうい
う方針転換をしたわけですよね。」
「そうですね。ABCC、放影研の調査は、けして被爆者のためのものではありま
せんでした。内部被曝の影響が抜け落ちているのに、国はその不完全
なデータを根拠に、被爆者の救済の訴えを切り捨ててきました。今、放影研は
福島県民200万人の健康調査を支援していますが、そこで内部被曝を軽視し
た広島の対応が繰り返されてはならないですし、広島の教訓は福島で生かさな
ければいけないと思います。」
「そもそもですねえ、日本において被爆者を救うはずの原爆医療でさえ、アメ
リカのABCCのデータ集めから始まってしまった悲劇をみて、一体、何のための
医学なのか、誰のための医学なのかという思いをあらためてしましたけれども」
「放影研は将来構想で、低線量被曝を含め、内部被曝のリスクを解明すること
を目標に掲げました。しかしその研究は、今、福島で生きる人たちのためには
なりませんし、そもそも内部被曝のデータが欠落した放影研にリスクの解明が
できるのかは疑問です。なぜ内部被曝の問題を過去に葬り去ったのか、その
検証も欠かせません。」
「以上、広島から中継でお伝えしました」
2012年07月29日
フクシマが安全という知見は我々にはない−放影研が公式に認める(知られざる放射線研究機関 ABCC/放影研)
posted by いんちょう at 05:15
| Comment(17)
| 原子力
勿論ダウンロード保存しました。
其れ以上に先生の解説が素晴らしい。
恥ずかしながら私も改めて原爆について、そして
アメリカについて学び直そうという気になっています。
広瀬隆氏の「ジョン・ウェインはなぜ死んだか」は大昔に
購入して読み、捨ててしまいましたが、もう一度
買い直そうかと思っています。
なぜ 長崎、広島の大半の人々が沈黙しているのか。(一部の方を除き)
無知(米国と日本におさえこまれた)。
差別の問題。
将来への恐怖には沈黙が生きていく上での最前策
今の福島も同様(無知) その上@仕方がないA安全だと信じたい。信じようB自分で物事を考えた事がなかったから人任せ
私の親戚(長崎)、私も一時期長崎在住。
私は上記のように なぜ被害者達が声を上げないのか考えてみました。
今、日本に必要なのは肥田先生 小野先生のように事実をつきつけて くださる事では。
ブログにコメントをされたという事は無関心やスルーよりも まだ 希望がありかもしれません。
小野先生の 勇気に 感謝しています。
いつも拝見しています。
ありがとうございます。
肥田先生の
広島の消えた日―被爆軍医の証言
にも同様な話が出てきます。
「戦争終結のためではなく実験のために原爆を落とした」と海外記者が肥田先生に証言しています。
ABCCにしろ放影研にしろ治療機関でなく研究機関ですからね。
中沢氏の怒りはもっともですが、研究機関だからこそ知見がないことは知見がないと認めることが出来る側面があると思います。
子どもの散歩や幼児の外気浴によい、悪いで返事出来ないというのも当たり前のことと思います。
ICRPも正当化の原則、最適化の原則で放射線を避けることによる便益と放射線を避けることに伴う影響を比較すべきだとしており、低線量被ばくのリスク管理に関するWG報告書でも明記されています。
結局ABCC、放影研という研究機関、ICRPという政策提言機関の研究内容や提言内容を正しく積極的に国民に伝えない「政治の対応」が問題なのです。
なお番組中妊婦が登場しましたが、大久保理事長はお立場上わが国の妊婦の職業被ばく限度1mSvを当然認識されていますが、おそらくこの点には講演会でも触れていないでしょう。
科学的研究結果は重要ですが、わが国の放射線防護基準の知識も国民が知るべき事実であり、私自身ブログで発信するだけでなく行動しています。
日本を守っているのではなく侵略して支配、搾取しているのが現在の在日米軍です。何かあったら横田基地にすぐさまアメリカの要人が飛行機で秘密裏に飛んできて日本の政治家に脅迫するようです。311が起きた後すぐにクリントン女史が嬉しそうに日本に来て、そのあと2011、11、11日に影の支配者であるキッシンジャーがTPP成立の脅迫に来ました。もう日本は原爆を落とされたからアメリカイスラエルにやられっぱなしです。広島原爆が落ちるときにいつもなるはずの空襲警報がその時だけならなかった。これは日本にアメリカに協力するスパイがいたからでしょう。福島でも311に協力した日本人面したスパイがいたはずです。
こんな酷いことを日本でやられてオリンピックなど心から楽しめるでしょうか。
そして小野先生の解説、まとめも素晴らしくわかりやすくてよかったです。皆に広めています。ありがとうございました。
1人でも多くの人に「事実」が伝わることを切に願っています。知らなければ動かない、動けないのですから…
国の安全デマにだまされないでほしい。この時期は、耳触りのいい言葉こそ危険なのだとわかってほしいです。
先ほどまたこんな悲痛な報道がありましたね。
サッカー選手・お笑い芸人・体操選手と報道される骨折の多発や高校生の突然死など、311前に聞いたことなんてありません。
「ひどい!」「かわいそう」「なんで?」「ありえない」と思う心の動きを、覚えておきたいです。
国民性なのか、放射能の影響なのか、放射能の大きな数値も見慣れてきているように、そのうち「人の死」にも慣れてしまいそうで、それが一番恐ろしいです。
■前日のランニング中に死亡?野球部員遺体で発見
読売新聞 7月29日(日)21時1分配信
29日午前9時45分頃、新潟市秋葉区の公園脇の斜面で、県立新津高校野球部の1年の男子生徒(16)がユニホーム姿で倒れ、
死亡しているのを秋葉署員が見つけた。
同署は、目立った外傷がないことなどから、28日の部活動のランニング中に熱中症で倒れて死亡した可能性があるとみて調べている。
この1ヵ月 大津イジメ殺人事件 のサイトに粘着してますが 福島も大津も根っこは同じ。
内実はどうあろうと表面さえ取り繕えばよし。出来るだけ上の人に傷をつけないように取り計らい上手く立ち回ることだけが求められる。
ものごとの基準が正邪ではなく強弱、弱者は虐げられ踏みにじられ、弱者の屍を土台に強者はますます力を蓄え…文明国の姿ではありませんね。
戦後、中高生は、マスコミと同じく、おとなしく素直に勉強だけしていればよい、という教育しか受けられないのがかわいそうです。中立を装いながら、電力会社の原発講義を受けさせるような公立校もあるとききます。
その教育の頂点を極めた人間たちが、原発を爆発させ被ばくを隠蔽しているかと思うと、やりきれません。
やはり、幼い時期から自分の頭で考えるような教育が必要なのではないでしょうか。たとえ、学校以上に周りの大人に影響されて失敗を繰り返すとしても、無関心に圧殺される現状に比べれば、まともな地域社会になっていくと思います。
平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/index.html
1 結果の要約(2)死亡数は増加
死亡数は 125 万 3463 人で、前年の 119 万 7012 人より 5 万 6451 人増加し、死亡率(人口千対)は 9.9 で、前年の 9.5 を上回った。死因順位の第1位は悪性新生物、第2位は心疾患、第3位は肺炎となっている。全死亡者に占める割合はそれぞれ、28.5%、15.5%、9.9%
このまま死者は急増するんでしょうか。
委員長に田中俊一( (独)日本原子力研究開発機構(旧動燃)副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任。
※長年にわたって「原子力ムラ」の中心で活動。
※「原子力委員会」は国の原子力推進機関。原子力事業者と秘密会合を重ねて原子力を推進するなど公正さに疑惑がもたれており、原子力委員長代理としての田中氏の行動に対する第三者による検証が必要。
※副理事長である「(独)日本原子力研究開発機構」は、政府の原発推進、核燃料サイクル推進の研究開発機関。高速増殖炉「もんじゅ」の設置主体であり、「原子力ムラ」の関係者ではなく、「当事者」。
※さらに、田中氏は、原子力損害賠償紛争審査会において、「政府が避難の基準としている20mSVをゆるがすべきではない」として、最後まで自主的避難者に対しての賠償方針を策定しようとする能見会長に抵抗。審査会で決まったあとも、抗議文を読み上げ、福島の被害住民や、傍聴者の怒りをかった。住民の帰還基準を20mSvと主張し、原研機構に除染利権をもたらし、自身は福島県除染アドバイザーに。)。
委員に更田豊志【日本原子力研究開発機構の安全研究センター副センター長。福島第一原発事故後も原発推進を前提とした「原発の継続的改善」を主張。日本原子力研究開発機構は、「原子力ムラ」の当事者。安全規制対象の「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構の現役幹部】
・中村佳代子【中村氏の所属する(公益社団法人)日本アイソトープ協会は医療用放射性廃棄物処理工場を運営し、最終処分場の設置を計画中。原子力安全規制の対象になる事業所の代表】
大島賢三(おおしま けんぞう)氏:【外務官僚 国連大使、JICA副理事長・顧問を歴任した外務官僚】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/24031
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/24351
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/24374
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/24499
http://www.rerf.or.jp/index_j.html
と
放射線影響学会
http://jrrs.kenkyuukai.jp/special/?id=5548
は全く違う考え。
Q&Aを見れば良く分かる。
そういうことです。この集まりは。
地元の人間は1年4ヶ月も経てばこういった集まりにはもうウンザリです。
数字を並べ立てても何も解決しません。
郡山に来たならどこかの側溝でも率先して除染して帰っていただきたいものです。
安全な物質なのでしょうから、ご自宅にお持ち帰られたらなおよろしいかと思います。
偽善と茶番と自己満足の集会ですね。
先日インタビューに答えたりして表に顔をだしたらこんなことになって、口封じみたいにタイミングが良くて・・・怖いです
セシウム合計 0.90 Bq/Kg!
周囲の目が怖くてかけませんでしたが、半年前より悪くなっています。
幼稚園に通い始めて、地元の食材の給食を強制されます。
同じ幼稚園の親御さんはみんな何の心配もしていないです。
どうしたらいいのかわかりません。
幼稚園など止めればよいのです。義務教育ではありません。うちは、そうしました。止めるか病めるかの決断です。
まあ幼稚園云々の前に、福島だったら避難した方がよいかと思いますが。
以下の情報は大変なことだと思いますので・・・
>これ阻止しないとあなたの子供の死期が早まります。牛乳は混ぜて全国の給食へ。
嘘だと思ったら電話すればわかります。】
被災酪農家支援へ新牧場 郡山のNPO福島に開設。7月から生乳生産 | 福島民報 http://t.co/ycMGiQQS