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日本創造学会役員紹介
会長 弓野 憲一 向こう三年間、会長をつとめることになりました。よろしくお願いいたします。理事長の学会運営を補佐しつつ、海外の研究者との交流を深め、さらに子どもの卓越性を伸ばす教育の在り方を探索し実現したいと考えています。 日本創造学会は今年で創立33周年を迎えます。会員数はさほど多くありませんが、強者がそろっており、創造性を必要とする専門分野で多くの貢献をしてきました。日本の発展を学問的・実務的に支えてきたことは確実です。残念なことに、日本の発展は、ここ10年ほど停滞しており、輝きを失っています。何かが必要です。 英国はかつて「斜陽国」「老大国」と呼ばれていました。それが、サッチャー、ブレア首相の舵取りのなかで、見事に復活しました。多くの改革が功を奏したと言われています。中でも、国民の意識を変革した教育改革を見逃すことはできません。公立の小・中学校においても、基礎基本の確実な定着、グローバリゼーションへの対応とともに、創造性を内包した子どもの卓越性(Excellence)を伸ばすことに、成功したのです。個性や創造性に対する社会的認知の低い日本で、子どもの卓越性を伸ばすにはどうすればいいでしょう。試行錯誤が要ります。このような方面に関心のある会員とともに、「子どもの才能開花」をキーワードに、卓越性を伸ばす教育の在り方を模索し、ローカルな場においてそれを実現したいと考えています。 弓野教育研究所HP http://dyumiken.com/
副会長 奥 正廣
副理事長・理事長時代は「学会の新たな展開のための地盤固め」に努力しましたが、副会長を拝命し、非力ながら、その時できなかった研究知見の総合化や基礎的理論・方法論の検討にも尽力したいと考えます。 また組織の充実化・活発化のために、今後も活動的な会員の増加・多様化、会員活動の積極的支援、研究領域の多様化等が重要でしょう。年次大会担当理事でもあるので、研究大会等の機会をとらえて、その実現に向けて継続的働きかけを行っていきたいと思います。 日本は少子高齢化社会の先頭を走っています。その意味で、社会に最高度の創造性が要請されているとともに、それを発揮しうる素地があるともいえます。手法だけでなく、社会から求められたときに提供できる、社会的問題解決のための(理念・理論まで含めた)創造性資源をみなで蓄積していきましょう。それが本学会の独自性・存在意義ではないでしょうか。
理事長 徐 方啓 会員の皆さまからの厚い信頼を受けまして、理事長を拝命致しました。たいへん重い責任を感じておりますが、微力ながら全力投球でやっていこうと考えています。 振り返ってみれば、わが学会はアメリカの創造教育財団(CEF)に次ぐ長い歴史があります。しかしながら、世界での知名度はあまり高くありません。何が足りないのかをずっと前から考えてきましたが、やはり、世界への発信力が足りないのではないかと思います。ですから、在任中に推進したい仕事の一つ目は、国際化です。学会の国際化といえば、海外での発表もあれば、外国の学者を日本に来てもらうこともあります。また、個人レベルでの交流があれば、組織レベルでの交流もあります。 二つ目の仕事は、専門化です。本学会は創造性研究に関する専門的集団と自負していますが、学問の世界では流れを遡る舟のように、前進しなければ、後退するしかない現状です。ですから、理事を含め、メンバー全員の研究レベルを向上するために、研究会やシンポジウムを定期的に行うことが必要です。 三つ目は、大衆化です。学会は少数の専門家の力だけでは成り立ちません。より多くの方々に学会の主旨を賛同していただき、メンバーになっていただくために、われわれは積極的に周りの方々、特に若い方々にピーアールしていかなければなりません。 上に述べたことをまとめてみれば、「三化」(国際化、専門化、大衆化)ですが、「参加」の意味をも含めます。すなわち、会員全員の「参加」の意識と行動を起こす力に強く期待しております。 近畿大学 経営イノベーション研究所 http://www.kindai.ac.jp/sangaku/kenkyu/icmi/
副理事長 櫻井 敬三
本学会には企業人として課題解決実践のために役立つヒントを得ようと四半世紀前に入会しました。このたび理事に選出され副理事長という大役を拝命し身の引き締まる思いでございます。学会会員の皆様方のニーズを汲み上げ、会員のための会員による積極的な活動が行われるように努め、会長・副会長・理事長の補佐役として全力で取り組む所存でございます。さらに論文編集担当としては、実社会に役立つ論文投稿が行われるように努力する所存であります。会員各位の積極的な論文投稿をお願い申し上げます。 世はまさに混沌とした時代に突入し、過去の延長線での安直な方法による課題解決では到底対応できなくなって来ております。その点で創造性開発が必要な局面が多くなっていると認識しております。したがって本学会の社会的役割がますます増大しているものと思われます。学会会員の皆様方とともに世の中をより良くするため邁進したいと考えます。 日本経済大学HP http://shibuya.jue.ac.jp/
国際担当理事 國藤 進
北陸先端科学技術大学院大学HP http://css.jaist.ac/jp/
渉外担当理事 高橋 誠
本学会の最古参理事であり、渉外担当理事として、日本国内また諸外国との連携を図る役割を担いたいと思います。現在、世界をリードするのはアジア各国です。私は中国や韓国の創造学会設立の支援をしましたが、今や両国の学会は本学会以上の規模となりました。私はインドやベトナムなど急成長のアジア各国の創造学会の設立を支援していきたいと思います。また教育関連団体の一般社団法人次代の教育を共に拓く会理事長、NPOこどもエコリテラシー協会理事長、経営関連学会協議会理事なので、本学会との連携を強化し、各種の事業を共同で開催していきます。
創造開発研究所HP http://www.soken-ri.co.jp/
論文誌編集副担当理事 林 義樹 創造激励的査読の実現を! 先に私が編集長をしている時、『教育的査読』に力を入れたが、その精神は今でも生きているようなので大事にして学会の特色にまで育てたい。要するに、落とすための査読ではなく、通すための査読である。投稿者のレベルに合わせて、何とか通過しようと投稿者に元気が出るような査読を推進できる体制を、学会として醸し出せるよう工夫したい。この提案に対する皆さんのご意見・アイディアをお待ちします。
広報・情報担当理事 柴山 盛生 情報化や国際化の進展とともに、会員の専門分野や関心テーマが多様化して、学会活動の範囲や創造性研究の内容が広がっています。会員を結ぶさまざまな情報の伝達やコミュニケーションの方法について、より効果的な方法へと改善するとともに、学会事務の効率的な進め方を考えていきたいと思っています。現在、転換が求められている情報交流の手段である学会ホームページの改善や効果的な広報活動方法の開発など、会員の活動を高める深める路を拓きたいと思います。
研修会担当理事 樋口 健夫 この度、引き続き理事の大役を仰せつかりました樋口健夫です。ここ数年間は、日本創造学会の会員を一人でも増やすことの努力をしてまいりました が、今回、研修会担当理事として、更に広く会員を募り、魅力的な日本創造学会を育てる努力をしたいと考えております。皆さまのお知恵とお力を得な がら、最大限努力をする所存です。
アイデアマラソン研究所 http://www.idea-marathon.net
創造技法担当理事 渋谷 貞子
特命理事(東洋大学名誉教授) 比嘉佑典
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