2日に原発ゼロで勉強会 首相と全閣僚が論議へ野田佳彦首相と全閣僚が9月2日夜に原発政策をめぐって勉強会を開くことが31日、分かった。原発依存度を将来ゼロにした場合の課題や克服策などについて意見交換する見通しだ。政府関係者が明らかにした。 政府は新たなエネルギー・環境戦略を策定中で、中長期的に原発をゼロにする目標を盛り込む検討に入っている。ただ経済界を中心に、電力の安定供給や価格抑制の観点から原発ゼロには慎重論が根強く、閣僚にも賛否があることから勉強会を開くことにした。 2030年の総発電量に占める原発比率を0%、15%、20~25%とする政府の3案をベースに自由討議し、結論は出さないとみられる。 【共同通信】
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