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茨城ヒラメ出荷停止 一部除き解除
8月30日 22時48分

茨城ヒラメ出荷停止 一部除き解除
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国の基準値を超える放射性セシウムが検出され、出荷停止が指示されていた、茨城県産のヒラメについて、国は安全が確認されたとして、30日、県北部を除く沿岸について、およそ4か月ぶりに出荷停止を解除しました。

茨城県沿岸のヒラメからは、ことし4月、国の基準値の1キログラム当たり100ベクレルを超える放射性セシウムが検出され、国は県内すべての沿岸を対象に出荷停止を指示していました。
茨城県のその後の検査で、基準値を下回る状態が続いたことから、国は30日、福島県に隣接する日立市北部より北の茨城県北部を除く茨城県産のヒラメについて、およそ4か月ぶりに出荷停止を解除しました。
茨城県では地元の漁協で作る組合が、放射性セシウムについて国の半分の独自の基準値を設けていますが、今回はこの値も下回ったため、組合では国の出荷停止が解除された海域でのヒラメ漁を再開する方針を示しました。
茨城県はヒラメの漁獲量がおととし全国4位と有数の産地で、茨城県漁政課では「来月1日から底引き網漁も解禁されるので、間に合ってよかった。茨城の漁業復興に向けて大きな一歩になるだろう」と話しています。

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