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大島優子不在が響いた映画「闇金ウシジマくん」

【芸能】

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2012年8月29日 掲載
<山田孝之 ガッカリ>

 今月25日に公開された映画「闇金ウシジマくん」が苦戦している。同作品は累計600万部の人気コミックが原作で、2年前に毎日放送がドラマ化し、深夜枠のヒットとなった。それだけに映画化した製作側の期待は大きく、約半年前から入念にプロモーションの準備を進めてきた。ところが、フタを開けてみたら残念な結果に……。
「封切り2日間の興収は7500万円。全国140スクリーンでの公開だし、今回は高額な宣伝費がかかっている。最低でも7億~8億円は欲しいところですが、このままだと恐らく4億円止まり。興行的にかなり厳しいといえます」(興行関係者)
 敗因はいくつか考えられる。同じ25日に高倉健主演の「あなたへ」、佐藤健、武井咲の「るろうに剣心」が公開され、「ウシジマくん」は埋没してしまった。加えて、宣伝活動がまともにできなかったのも響いた。ヒロインを務めているAKB48の大島優子が先週末は忙しく、主演の山田孝之が孤軍奮闘するしかなかったのだ。
「劇中で大島は出会い系喫茶に出入りするギャルを演じています。女優志向の強い彼女は今回の難しい役柄を気に入っていて、映画を成功させるためにできる限り宣伝に協力する意向でした。ところが、公開前後のタイミングにちょうどAKB48の東京ドーム公演が重なり、お付き合い程度の稼働になってしまった。結局、TVスポットなどは宣伝費をかけたのに、効果が出なかったのです」(芸能ライター)
 最近はとくに若者をターゲットにした映画の場合、主演やヒロインは公開前後の数日間、うんざりするくらいバラエティーなどに生出演して宣伝する。だが、ヒロイン不在ではそのファンを囲い込むのはどう考えても厳しい。
 もっとも、「ウシジマくん」か前田敦子卒業のコンサートのどちらかとなれば、致し方なしか。山田にとっては組んだ相手が悪かった。
~2012年8月29日以前の記事~

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