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韓国“日本は不当な主張中止を”8月30日 19時17分
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竹島の領有権について国際司法裁判所への共同提訴に応じるよう求める日本の提案に対して、韓国政府は30日、拒否する書簡を日本側に渡したうえで、「日本は不当な主張を中止すべきだ」と批判しました。
日本政府は、韓国のイ・ミョンバク大統領が島根県の竹島に上陸したことに対して、竹島の領有権を明確にするため、国際司法裁判所への共同での提訴と紛争を解決するための交換公文に基づいて第三国による調停に応じるよう韓国側に提案しています。
しかし、韓国外交通商省は30日、日本大使館の大槻参事官を呼び、日本の提案を拒否する書簡を手渡しました。
日本大使館によりますと、この際、大槻参事官は「非常に遺憾であり、考え直すよう求める」と述べたということです。
韓国外交通商省の報道官は、このあと定例の記者会見で、日本側に渡した書簡の内容について、「島は韓国固有の領土であり、解決すべき紛争は存在しないので、日本側の提案に応じる理由がないことを明確にした」と述べました。
さらに今後、日本側が単独で国際司法裁判所に提訴した場合の対応を問われると、報道官は国際司法裁判所には行かないと強調したうえで、「日本は、不当な主張、不当な行動を直ちに中止すべきだ」と述べて、日本を批判しました。
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