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TPP交渉参加 超党派で“断固反対”8月30日 18時32分
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加に慎重な超党派の議員らが、国会内で集会を開き、野田総理大臣が来月開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議などでTPP交渉への参加を表明することに断固反対するなどとした決議を採択しました。
30日の集会には、民主党や自民党など超党派の議員190人余りが出席し、民主党の山田元農林水産大臣が、「7月にカナダとメキシコが交渉参加を表明し、日本でも政府がかなり着実に交渉参加に向けた準備をしている。どんなことがあっても国会議員が超党派で総力を結集し、交渉参加を断固阻止したい」と述べました。
また、自民党の農林部会長を務める山田俊男参議院議員は、「野田総理大臣が近々、交渉参加を表明することはないと言われているが、『近いうちに国民に信を問う』と言ったときと同じように、二枚舌を使われたらと思うと信用できない」と述べました。
そして集会では、野田政権が、来月ロシアで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議や国連総会でTPP交渉への参加を表明することには断固反対するなどとした決議を採択しました。
これを受けて、議員の代表らが30日午後、藤村官房長官に会い、決議の内容を申し入れました。
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