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【スポーツ】名城「下馬評覆す」 9・1WBA世界Sフライ級王座戦2012年8月28日 紙面から WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(9月1日、大阪・住吉スポーツセンター)で王者テーパリット・ゴーキャットジム(23)に挑戦する元同級王者名城信男(30)=六島=が27日、大阪市内で練習を公開。自身3度目の王座奪取へ好調をアピールした。また、同タイトルマッチを2階級制覇を狙う亀田3兄弟の次男、亀田大毅が視察することが判明。次期挑戦者に名乗りを上げそうだ。 負けたら、引退−。悲壮な決意を胸に試合に臨む名城。2006年7月に当時の国内最短のプロ8戦目でWBA世界スーパーフライ級王座奪取。その後、08年に同王座に返り咲き。3度目の王座となれば憧れの辰吉丈一郎以来の快挙となる。「長い間ボクシングをやってきたけど、全てを出し切りたい」と、名城は言い切った。 スパーリングパートナーとして、同級3位で元WBA世界フライ級王者デンカオーセン・カオウィチット(タイ)を招いた。合計100ラウンドのスパーのうち半分をデンカオーセン相手に消化。そのデンカオーセンは「ナシロ・ウイン(名城が勝つ)」と予言してタイに帰国したが、テーパリットは亀田大毅や清水智信と次々と日本人を破っており、戦前の予想も圧倒的にテーパリット有利。しかし、名城は「下馬評を覆したい」と番狂わせに意欲満々だ。 この日、所属の六島ジムの枝川会長のもとに亀田ジム側から観戦の意思を伝える電話がかかってきた。「大毅君とマネジャーの方が来場するということだった」と枝川会長。2階級制覇を狙う大毅はテーパリットと名城の勝者に照準を絞ったということだろう。「勝ったら、次は大毅戦? 知りません。でも、負けたら終わり。勝ったら、夢の続きがある」と枝川会長。片や、テーパリットはWBC同級王者佐藤洋太(協栄)との統一戦を熱望している。今後のスーパーフライ級戦線を占う意味でも見逃せない一戦となる。(竹下陽二) PR情報
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