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罹災証明で賦課金減免 東北電、来年4月まで

 ことし8月分の電気料金から徴収されている「再生可能エネルギー発電促進賦課金」などについて、東北電力は東日本大震災の被災者と、福島第1原発事故による避難指示区域住民を対象とする減免制度を設けている。罹災(りさい)証明書を添えた申請が必要で、同社は最寄りの営業所で手続きするよう呼び掛けている。
 制度は、罹災証明書を持つ被災者を対象に、8月分から2013年4月分までの9カ月分の同賦課金と「太陽光発電促進付加金」を免除する。申請すれば1キロワット時当たり合計0.26円の賦課金が免除される。毎月の使用料が280キロワット時の標準家庭の場合、月額72円減免になるという。仮設住宅に住む被災者は手続き不要。
 申請前の徴収分については、8月にさかのぼって減免(還付)する。「全壊」「半壊」「一部破損」など被災程度は問わない。福島第1原発事故により、国が設定した警戒区域などの避難指示区域住民も対象に含む。
 郵送での申請もできる。連絡先は東北電力コールセンター(0120)175466(平日午前9時〜午後8時、土曜午前9時〜午後5時、祝日を除く)。


2012年08月31日金曜日


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