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犬や猫 生後56日間販売禁止へ8月30日 4時28分
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生まれたばかりで親から引き離されて販売された子犬や子猫が、人をかんだり、ほえやすくなるトラブルが相次いでいることから、生まれてから56日間たっていない子犬や子猫については、販売が禁止されることになりました。
生まれたばかりの子犬や子猫の販売を巡っては、親から早く引き離して販売すると、人に対して、かみついたり、ほえやすくなるといったトラブルが相次いでいるということですが、動物愛護法では、どの程度、親と一緒に育ててから販売すべきか、具体的な期間は、示されていませんでした。
このため、国会では、動物愛護団体やペット販売業界の関係者から意見を聞いたり、欧米各国の事例を参考にしながら、法律の改正を検討していました。
この結果、29日、改正動物愛護法が、参議院本会議で可決・成立し、生まれてから56日間たっていない子犬や子猫については、販売が禁止されることになりました。
しかし、ペット業界側からは、期間の根拠があいまいで、餌代などもかさみ、負担になるという意見が相次いだため、施行後の3年間は、販売できない期間を45日間とし、その後は子犬などへの影響を研究し、段階的に延長するとしています。
改正動物愛護法は、公布から1年以内に施行されます。
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