ヒント。
2012.08.28 14:47|日記|
小説には直接関係ありません。 多分。 一応。
なんか、もう。 駄目だこりゃ。
僕はずっと、アイツにとってただの変わりと思っていた。
だけど、コイツ。 焔はオレに生きて良いと言ってくれた。
もう、誰かの代わりじゃない。 そう思うと、嬉しくなった。
だが、それも長くは続かなかった。
敵は容赦なく僕達を殺そうとしてきた。
焔は殺そうとした。 敵を本気で消そうとしてた。
でも、僕には殺せなかった。 敵に情を持ってしまった。
焔は言った。
殺されたいのかって。
僕は、たとえ敵でも殺すことはやりすぎだ。 そう言った。
そしたら。
お前はどっちの味方なんだ…。
敵意が僕に向けられているのが分かった。
そんなに、良い子ぶりたいのかよ!?
首を絞めながら。 僕に言った。
目をつぶっているから、焔の表情までは見えなかった。
焔は突然僕を投げつけた。
僕は目を開ける。
明らかに、僕を敵視しているという事が一目で分かった。
友達が…。 仲間が、おんなじ人間が、とても怖かった。
僕は、皮肉にも敵の攻撃によって救われた。
焔は敵攻撃を受けてうめき声を上げている。
どうやら、敵は去ったようだ。
ねぇ、焔。 僕達が敵に攻撃する意味忘れないで…。 僕は焔に優しく告げた。
だが、焔から返って来た言葉はひどいものだった。
焔も頭では分かっている。 でも、暴走は止まらなかった。
それでも、僕はいけないと言った。
焔は。 はっきり言わなきゃ分かんねぇらしいな…。
そう言った。 低く、威圧感のある声だった。
今日のオレ達のピンチは全部お前のせいだ! 休憩の時に隠れないから敵に見つかるし、敵じゃなくてオレに攻撃するし……。全部お前が悪いんだ!!
焔は僕の肩を握りつぶすように掴み、体を乱暴に揺する。
痛い。でも、それに反応ができるほど心に余裕がなかった。
呆然と目を見開きながら、僕は焔の言葉を心で繰り返す。
確かに他の奴を殺していいわけがない。でも、今日のお前の行動は、オレを殺しかけたんだぞ!! 自分を棚に上げるんじゃねえ! 味方より敵が大事か!?
今日は怒鳴りすぎたせいか、焔の声がわずかにかすれてきた。
今日は怒鳴られすぎたせいか、僕の心はひびだらけだった。
ついに言い放たれる、焔の“トドメ”。
「オレはお前のせいで死ぬのはまっぴらだからな!!」
僕が、間違っていたのかな…。
焔が手を離した途端、僕は力無く考えた。