五輪3
五輪の考察から、日本は武士道にあったような「道」の追求をすべし、と書いた。しかしこれがオリンピックのメダル量産につながるとは限らない。どころか、この「主体客体合一」の「道」の追求は、「主体客体分離」の一神教的な勝利追求=金メダル至上主義に対して、現代では概して敗北してしまう
それは今回の柔道男子史上初の金メダルゼロもそうだが、大相撲でモンゴル人横綱他外国勢が席捲する状況を見ても明らか。この時代の流れは、戦後大山倍達氏の極真空手が他の流派を駆逐した頃から顕著になっている。
なぜ「主客合一」の「道」は、「主客分離」のスポーツに負けるかのか?要因として一つ挙げられるのは、後者は勝つことを目標に設定するが、前者は必ずしもそうではない、ということ。勝つことを目標設定にした方が、現代人にとっても分かりやすく魅力的である。一方で、勝つことが必ずしも目標ではない「道」は、どことなく掴みづらく分かりづらい。よって余り人気もなくなる。
拙ブログの読者に馴染みある例を挙げるなら、ひかりの輪とアレフに対比できる。ひかりの輪の思想は小生のそれに近いが、「一元の思想」は明確な善悪を規定しないので「分かりづらい」という声が多く、求心力も弱い。それに対して明確な善悪を規定するアレフは、少なからぬ現代の若者を引きつけている。陰謀論で過去の事件を誤魔化した上で麻原を絶対的正義と位置づけた方が、分かりやすく嵌(はま)りやすい。
小生が「主体客体合一」と評する武道の精神は、「剣禅一如」という言葉にも表される。「剣禅一如」とは、剣の道の到達地点と禅のそれが同じということ。心の働きを止め、対象に意識を集中させるという意味では同じになる。
「剣禅一如」まで至った剣士はどうかんがえるだろうか?小生の解釈では、「人を殺して自分は生き残る」という選択ができなくなる筈である。なぜなら「主客合一」、敵と味方は同じ、だから。すると「如何に無益な戦いを避け、相手を(自分と共に)生かす」という思考にもなる。あるいはその全く逆の「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」(葉隠)、つまり相手も殺すが自分も死ぬ。
このようにどちらかの優劣を競うというルールにはそぐわない。優劣を付けるというルールそのものが「主客分離」の思想とも言える。よって唯一の勝者を決める金メダル競争には勝ち残れないと思われる。
この「剣禅一如」について検索したが、余り良いページが見つからなかった。とりあえず以下を挙げておく。
剣聖・上泉伊勢守信綱 ~相手と一体化する~
剣豪・山岡鉄舟 ~剣禅一如を達成~
金メダル競争には余り役立ちそうにない「主客合一」の「道」探求について、「じゃあ余り意味ないじゃん」と仰るかもしれない。現実に相撲・柔道で惨敗しているので、それはその通り。小生の主張は「武道でそういう追求もできるけど、精神世界とか人助けでやりましょう」ということ。大体金メダル至上主義なんて、拝「金」主義の洗脳ですよ、と。
(つづく)
◆逮捕その後
先月14日に逮捕された件、「多分検察から連絡があるから」と警察が言うので待ってました。しかし全然連絡がないのでこちらから連絡したところ、「27日に検察に来てくれ」という話になりました。
7月16日に送検で8月27日に検察庁に来い???送検から40日経ってるよ!!だったら23日以内に処理しろよ~、と今更ながら言いたくなるような(勿論勾留されたかったわけではないけど)。
何にしろ例外的事案であることは間違いないでしょう。
「勾留請求の段階で否認していたら、まず却下は考えられないのが現在の実務(いわゆる人質司法)であろうと思われます。(リンク先コメント)」
針のむしろという程でもありませんが、まんじりともしない気分です。しかしよくよく考えてみると、1995年以来ずっとそういう針のむしろに座ってきたわけで、むしろ近年団体から離れた後の方が例外的。
この件だけではなく、その他にも一般の人からすれば関わりたくない・避けて通るであろうような話が満載です。しかしそれぞれの事案について、真っ直中にいる当事者は、現状を何とかしなければと悪戦苦闘しているわけで、それを一旦認識してしまった以上、上記「主体客体合一」の原理からしても、自分のものとして処理する以外にありません。
そういう人生の険難所にわざわざクビを突っ込む以上、小生の人生に波風が立つのは当然といえば当然なのですが。小生に近づくなら、その波風の余波を多少なりとも受けることになります。波風立たない平穏な人生を送りたい方は、野田成人などには近づかない方がいいでしょう。
問題を処理するには大きく分けて二つやり方があります。一つは問題そのものを認識しないことです。もう一つは問題そのものの本質をえぐり出して手術を行うという方法です。平穏な人生を送りたい方は、前者で行くしか有りません。拝金主義の奴隷労働でこき使われても、人生の生き甲斐・意味合いが分からなくとも、更に消費税が上がって生活が苦しくなろうとも、それらを甘受して、一切問題として認識しないことです。小生のやり方は後者なので、それとは違うということです。
コメント
野田さん可哀想ですう。ちょっと傷ついてる野田さんを想像したら泣けてきたッ
>「おれはキチンと元気でやっております」を母親に入れるように
>告げてくださるとありがたいです。
いやまだこちらには来ていませんよ
来るなら覚悟してお願いします、親にも説明を、としたところ、親がビックリしているのが現時点。
カルマ落とし
伸び伸びと屈託なく頑張ってる選手が多かったと感じましたよ。
一つは震災のストレスの反動として、ある意味浄化されて吹っ切れた感じはあったのかなと思います。
そして世代交代はあるものの、もう日本人に昔のようにアジアの小国コンプレックスみたいなものが完全に無くなったのじゃないかなと思いました。サッカー男女が予選通過して準決勝まで行くなんてことは凄いことなんですよ実は。世界中の多くの国の人口がサッカーに人生をかけてるんですからね。
日本人の潜在性の発露はまだまだこれからです。
管理人のみ閲覧できます
お詫び
こちらの、のださんにも誠実なコメントを頂いたのに
申し訳ありませんでした。
これは、ひかりの輪も野田さんも同じですね。