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【芸能・社会】

天海祐希 奮闘!つけヒゲ信長 フジ系時代劇「女信長」年末放送

2012年8月30日 紙面から

つけヒゲ姿で信長にふんした天海祐希

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 女優天海祐希(45)が戦国時代の武将・織田信長を演じるフジテレビ系大型時代劇ドラマ「女信長」(年末に2夜連続放送)の撮影が快調だ。男前キャラの多い天海だが、今回は宝塚退団以来初の“つけヒゲ”姿で奮闘中。「ヒゲつけてお芝居するなんて役者冥利(みょうり)につきる。日を追うごとに一発でヒゲの位置がキマるようになった」と話している。

 「女信長」は佐藤賢一の同名の小説が原作。信長が実は女だった−という奇抜な設定にすることで、明智光秀による本能寺の変など、信長をめぐるさまざまな謎をひもといていく。

 天海はこのほどロケ地の滋賀県彦根市で会見。「原作が出たときにすぐ読んで、これができたらいいなと思ってた。その話が実際に来るなんて、神様はチャンスをくれたんだなと、すごくうれしかった」と、オファーを受けた際の喜びを振り返った。

 つけヒゲは、宝塚の男役時代、「風と共に去りぬ」でレット・バトラーを演じて以来、2度目。「だから違和感はないけど、映像では初めてだし(演技中に)笑われちゃったら困るので、共演の人たちには、このヒゲ面をよく見ておいてくださいねと最初に言った」そうだ。

 そのかいあったのかどうか、明智光秀役の内野聖陽(43)は「今はあれは生えてるんだという思い。ヒゲがないと天海さんじゃない」と評し、羽柴秀吉役の伊勢谷友介(36)、柴田勝家役の中村獅童(39)も「あの違和感のなさ」と口をそろえる。

 天海は今回、男性として振る舞う信長に加え、本来の女性に返る際の“御長(おちょう)”という変則的な二役にチャレンジ。浅井長政役の玉山鉄二(32)は、御長を演じる際の天海について「セクシーでドキドキさせられる」と絶賛する。

 この“男女演じ分け”もあり、天海はドラマの中で60回以上、着替えをしている。「ファッション誌で特集してほしいくらい。あるいは“今日の私”“昨日の私”ってブログにアップしたいくらい」と笑わせながら、「おしゃれな信長になっていると思う。それも楽しんでもらえたら」と力を込めた。

 共演はほかに信長の正室・御濃に小雪(35)、信長の妹・御市に長澤まさみ(25)。

 

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