中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

名城が予備検診で王者にニヤリ

2012年8月30日 紙面から

思ったより威圧感のない王者(左)に手応えの名城信男(右)=大阪市内で

写真

 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(9月1日、大阪・住吉スポーツセンター)の予備検診が29日、大阪市内であり、挑戦者の元同級王者名城信男(30)=六島=と王者テーパリット・ゴーキャットジム(23)=タイ=はともに異常なし。リーチ以外の体格でまさった名城は「テーパリットは思ったよりきゃしゃ。倒せそう」と手応えを口にした。

 挑戦者の名城がニヤリと笑った。初対面のテーパリットの感想を聞かれたときだ。

 「正直、ちっちゃい。これほど、小さい相手とやるのは初めて。やりやすい。映像で見たときは、もっとたくましく見えたけど。ま、計量後に大きくなるかもしれないけど。思ったより、きゃしゃ」

 検診でも名城の第一印象を裏付けるような数字が出た。名城の方が、身長で約2センチ、打たれ強さの尺度になる首回りで2センチ、胸囲では7・5センチ大きいことが分かった。唯一、リーチがテーパリットの方が約5センチ長く、不利なデータといえるが「もっと長いと思っていた。差が5センチぐらいなら何とかなる」とどこ吹く風。このくらいのリーチ差は想定内ということだろう。

 名城は「体も小さいけど、顔も小さい。子供のようなかわいい顔をしている。あの小さい顎にパンチが当たれば倒れると思う」とキッパリ。下馬評では圧倒的にテーパリット有利だが、番狂わせに自信をのぞかせた。 (竹下陽二)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ