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【プロ野球】

ケガから復帰 上田が逆転打 ヤクルト 広島と2・5差

2012年8月30日 紙面から

◇ヤクルト5−1広島

 ヤクルトが逆転勝ち。1点を追う4回、上田の2点適時打と田中の二塁打で計3点を奪い逆転。7回には川端の三塁打と中村のスクイズで効果的な2点を加えた。2番手の松井光が今季初勝利。広島は野村が4イニング8安打と崩れ、7敗目を喫した。

     ◇

 8月10日に復帰したばかりのヤクルト・上田がチームの危機を救った。1点を追う4回2死満塁で右前へ逆転の2点適時打。本拠地・神宮で初のお立ち台に立つと「ずっと結果が出せていなかったのに使ってくれている監督の気持ちに、何としても応えたかった」と感慨に浸った。

 5月4日の広島戦で、飛球を捕る際にフェンスに激突。右肩を痛め、復帰まで3カ月もかかった。ポスト青木としてレギュラーをつかみかけていただけに悔しさも焦りもあった。アニキと慕う青木からは復帰の時に激励の国際電話をもらい、後れを取り戻そうと気合が入ったが、ここ6試合は不振が続いていた。

 クライマックスシリーズ出場を争う3位広島との直接対決。広島には3連敗中で、しかもこの日の先発・野村には試合前まで3勝を献上し、防御率1・03に抑えられていた。価値ある勝利に小川監督は「上田の一打が大きかった。この勝利を生かすかは、明日次第。何とか総力戦で勝ちたい」と力を込めた。 (竹村和佳子)

 

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