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パフォーマンスモニタを使ってみよう [Windows]

今回はWindowsのパフォーマンスモニタに関する記事です。
Windows Server 2008 R2のパフォーマンスモニタを設定します。
パフォーマンスモニタは、性能測定や故障解析、長期的な使用状況の収集などに利用できます。
今回は使用状況の収集に使えそうなカウンターを設定します。
設定するカウンターは以下の通りです。
1.プロセッサ
Processor\%Processor Time

2.プロセス
Process\Handle Count
Process\Thread Count

3.メモリ
Memory\Available MBytes
Memory\Commited Bytes
Memory\Pool Paged Bytes
Memory\Pool Nonpaged Bytes

4.ディスク
LogicalDisk\% Free Space
PhysicalDisk\% Disk Time

5.ネットワーク
Network Interface\Bytes Received/sec
Network Interface\Bytes Sent/sec
Network Interface\Bytes Total/sec

まず、パフォーマンスモニタを起動します。
パフォーマンスモニタはスタートメニューの管理ツールにあります。
S000000.JPG

データコレクターセットを展開して、ユーザー定義を右クリックして新規作成からデータコレクターセットを選択します。
S000001.JPG

名前は適当に付けて、手動で作成するにチェックを入れます。
S000002.JPG

データログを作成するにチェックを入れ、パフォーマンスカウンターにチェックを入れます。
S000003.JPG

追加ボタンをクリックして、カウンターを選びます。
S000004.JPG

Processorを展開して、%Processor Timeをクリックして、<すべてのインスタンス>を選びます。
S000005.JPG

追加ボタンをクリックして、右ペインの追加されたカウンターに入れて、OKをクリックします。
S000006.JPG

同様に追加ボタンをクリックして、カウンターを追加します。
S000007.JPG

カウンターがすべて追加できたら、サンプル間隔が15秒ですので、収集したい間隔に変更して、次へをクリックします。今回は10秒にしました。
S000008.JPG

デフォルトのまま、次へをクリックします。
S000009.JPG

完了をクリックします。
S000010.JPG

出来上がったデータコレクターセットを右クリックして、プロパティを開きます。
S000011.JPG

停止条件を設定します。
1年間実行し、1日でファイルを切り替える設定は以下の通りです。
ただし、1日は起動してから1日です。16:00に起動したら、翌日の16:00に切り替わります。
00:00で切り替えたい場合は、スケジュールを毎日00:00にしてください。
S000012.JPG

データコレクターセットを右クリックして、開始をクリックします。
これでパフォーマンスモニタが開始されます。

今回の設定は使用状況の収集です。
性能測定や故障解析では、もっとプロセス単位の詳細なカウンターと短間隔での収集が必要たと思います。
あらかじめテンプレートが複数用意されています。
S000014.JPG

また、作成したパフォーマンスモニタは、サーバーを再起動すると、停止状態になりますので、ご注意ください。

次回もお楽しみに!!

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