「キレ役」城島の今季絶望に虎消沈
2012年08月29日 18時00分
阪神が八方塞がりだ。“死のロード”も終盤に入ったが、すでにクライマックス・シリーズ進出も厳しい状況。投打がなかなかかみ合わない苦しい戦いが、相変わらず続いている。
そんな阪神にさらにショックを与えたのが、椎間板ヘルニアからの復活を期し、二軍で調整していた城島の状態だ。5月に手術し、その後の経過は良好で16日の二軍戦で復帰。一軍合流も間近となっていた。ところが21日のウエスタン・中日戦で今度は古傷の左ひざを負傷。左ひざ裏の肉離れと診断された。現在は自宅静養を余儀なくされ、今季中の復帰が絶望的となってしまった。
城島の復帰“消滅”の影響は大きい。戦力面はもちろんだが、それ以上に「キレ役」として期待されていたからだ。ある若手選手は「今一軍に帰ってきたら、ベンチで怒りまくるのは目に見えている」という。普通なら怒られるのは勘弁なはずなのに、なぜ期待されるのか。ある球団関係者はこう話す。
「今の一軍の雰囲気を見たらぶちきれるのは間違いない。ただ、それくらいの緊張感がチームにいい刺激になるんじゃないか。あの王さん(現ソフトバンク会長)にも意見することがあったらしいから、今のウチの首脳陣にもなにか言うかもしれない。その緊張感があるだけでもだいぶ違う」
別の関係者は「一軍に復帰してキレることが、チームの雰囲気を変える“最後の希望”だ」とまで…。
それも今回の肉離れで断たれてしまった。停滞ムードから抜け出せない阪神。希望もなくなったまま、消化不良で終わってしまうのか…。
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