朝日新聞が記事を削除:四国電報道でおわび
朝日新聞は12日、四国電力が火力発電所の自主点検を怠っていると報じた記事について、主要部分に誤りがあったとして東京、名古屋、大阪本社版の同日付夕刊に「全文を、見出しを含めて削除する」とのおわび記事を掲載した。
削除したのは3本社版の9月付夕刊の記事。四国電の火力の橘湾発電所(徳島県阿南市)で「電気事業法に定められた自主点検を約1年間怠っている」と報道。「四国の自主計画では、ボイラーにつながる配管内部を、少なくとも年2回チェックすることになっている」と指摘した。
これに対し、四国電は自社のホームページで「自主点検計画において、年2回チェックするとの取り決めはない。法令または保安規定等に違反するような事実は一切ない」と反論していた。
現地取材せず折れた桜紹介(毎日新聞)
毎日新聞が10日付茨城県版の県天然記念物を紹介する記事で、現地取材をしないまま、昨年9月の台風で折れて切り株状になっている桜の木を取り上げていたことが12日、分かった。記事は「4月上旬から中旬にかけて見ごろ」「(現地は)花見客でにぎわっていた」などとしていた。12日付県版におわび記事を掲載した。(後略)
(『南日本新聞』2012/04/13朝刊)
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