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2012年8月29日(水) 19:14 |
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坂出製油所閉鎖の影響は
石油元売り大手のコスモ石油は28日、来年7月に坂出製油所を閉鎖すると発表しました。 約40年間操業してきた製油所が姿を消すことに、地元からは雇用や経済への影響を懸念する声が上がっています。
コスモ石油は坂出製油所を来年7月に閉鎖し、物流拠点であるオイルターミナルとして事業を継続すると、28日発表しました。 閉鎖の理由として、石油製品の需要の低迷が続くことが見込まれ供給体制の再構築が必要なことをあげ、4か所ある製油所のうち、坂出製油所の閉鎖を決めたとしています。 突然の発表に 市民からは驚きの声が聞かれました。 坂出市は、コスモ石油からの税収は現在数億円程度あり、製油所の閉鎖によって、大幅な税収の減少が見込まれると懸念を示しています。 コスモ石油は、関連企業も含め約400人の従業員については、配置転換などで雇用を維持するとしています。 しかし、地元経済界からも雇用などへの影響を心配する声が聞かれます。 坂出市などは、コスモ石油に対して、雇用の確保や精製施設の跡地活用などを要望していくとしています。
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