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【三重】

「せんぐう館」来館者10万人突破

石垣主幹(左)から来館10万人目の記念品を受ける小林さん一家=伊勢市の伊勢神宮外宮で

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 伊勢市の伊勢神宮外宮の展示施設「せんぐう館」で六日、四月の開館以来の来館者数が十万人を突破した。開館に並行して四〜七月の外宮参拝者数も前年同期より増え、館の関係者は「開館も多少の効果があったのでは」と話している。

 開館当初は一日平均千人以上が来館し、大型連休中の五月四日は最高の二千八百三十九人が訪れた。その後も平日で五百人、休日は八百人平均で推移している。

 せんぐう館によると、開館時の四月から七月末までの外宮参拝者数は六十三万七千人余り。昨年同期比で約八万人の増加となった。

 十万人目は千葉県松戸市の会社員小林弘一さん(53)の一家四人。名古屋市に単身赴任中の小林さんが夏休みを利用して家族を呼び、初めて伊勢参りに訪れた。神宮司庁文化部の石垣仁久主幹から写真集などの記念品を渡され、小林さんは「びっくりしたが、良い記念になった」と笑顔で話していた。

 せんぐう館は千三百年にわたって続く式年遷宮の歴史などを約二百点の資料で紹介している。入場料は高校生以上三百円、小中学生百円。開館時間は午前九時から午後四時半まで。毎月第四火曜休館。

 (中平雄大)

 

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