四国電力は２９日、２０１２年９月中間配当を見送ると発表した。伊方原発（愛媛県伊方町）の再稼働が遅れ、火力発電向けの燃料費などが経営を圧迫したことが主因。千葉昭社長が同日の記者会見で明らかにした。四国電力が中間配当を見送るのは、１９８０年以来３２年ぶり。
今後の資金調達に関しては、９月中に機関投資家向けに社債を４００億円規模で発行する方針。短期の個人向け社債や金融機関からの借り入れについても検討を続ける。
四国電力、中間配当見送り＝原発停止が影響、３２年ぶり
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