自民党:原子力規制委の人事案に疑問 担当者会合で
毎日新聞 2012年08月27日 20時38分(最終更新 08月27日 22時39分)
自民党の茂木敏充政調会長は27日、政府が国会に提示した原子力規制委員会の同意人事案について、党本部で政調幹部らによる会合を開き、対応を協議した。会合では、政府案のうち委員候補の大島賢三元国連大使について「専門的知識に欠ける」との理由で反対が続出。委員長候補の田中俊一・高度情報科学技術研究機構顧問にも「原子力ムラの住人」などと疑問視する声が上がった。茂木氏は会合後、記者団に「大半の意見としてバツがつく人はいるということだった。谷垣禎一総裁などと相談して最終判断したい」と述べた。