2012年8月25日(土)

五輪金メダリストの小原、米満選手らが行田の保育園訪問

子どもたちから花束を贈られる選手たち。前列右からメダリストの清水、小原、米満、湯元選手=行田市棚田町の太井保育園

 ロンドン五輪で金メダルを獲得したレスリング女子48キロ級の小原日登美選手とレスリングフリー66キロ級の米満達弘選手ら、朝霞市の自衛隊体育学校所属の五輪日本代表11選手が24日、行田市棚田町の太井保育園を訪れた。

 保育園の吉田紀子理事長が防衛モニターを委嘱されているのが縁で、自衛隊体育学校の五輪代表選手の必勝を祈願して、今年2月に子供たちが折った千羽鶴やだるま、メッセージの寄せ書きを贈った。そのお礼の意味を込めて、ロンドン五輪の報告会が行われた。

 この日は銅メダリストのレスリングフリー55キロ級の湯元進一選手とボクシングバンタム級の清水聡選手も合わせ、4人のメダリストが出席。同保育園の園児と、併設する学童保育所の児童の計150人が選手たちを出迎えた。子供たちは花束を贈呈して選手たちを祝福。選手から園児らに手作りの金メダルをプレゼントするサプライズ企画もあった。

 小原選手は金メダルを首からさげ、「皆さんの応援がロンドンまで届いて、念願の金メダルを取ることができた」と感謝の言葉を述べた。学童保育に通う9歳の男の子は「選手たちは格好よかった。金メダルはピカピカ光っていて重そう。将来はサッカー選手になって、僕もオリンピックで金メダルを取りたい」と話していた。

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